★コンペティション部門
最高賞パルムドール（PALME D'OR）： 『The Square（原題）』リューベン・オストルンド監督　（Ruben ÖSTLUND）　
審査員特別グランプリ（GRAND PRIX）： 『120 BATTEMENTS PAR MINUTE（原題）（BPM ：Beats Per Minute)』ロバン・カンピヨ監督（Robin CAMPILLO）
監督賞： ソフィア・コッポラ　（Sofia COPPOLA）（『The Beguiled（原題）』）
男優賞： ホアキン・フェニックス（Joaquin PHOENIX）（『You Were Never Really Here（原題）』）
女優賞： ダイアン・クルーガー（Diane KRUGER）（『AUS DEM NICHTS（原題）（In the Fade）』）
審査員賞： 『NELYUBOV（原題）（Loveless）』アンドレイ・ズビャギンツェフ監督（Andrey ZVYAGINTSEV）
脚本賞（同時受賞）（BEST SCREENPLAY）：　『The Killing of a Sacred Deer（原題）』ヨルゴス・ランティモスとエフティミス・フィリップ、　『You Were Never Really Here（原題）』リン・ラムジー（Lynne RAMSAY）
第70回記念賞（70th Anniversary Award）：　ニコール・キッドマン　

メインのコンペティション部門ではかなり突き抜けてしまっているスウェーデンのリューベン・オストルンド監督のシュール系コメディが最高賞、パルム・ドールを受賞し話題に。 
https://www.youtube.com/watch?v=nw3fHdL_D68

気になる俳優賞はダイアン・クルーガーとホアキン・フェニックスの2人。ダイアンは爆弾テロにより夫と息子を失った女性の復讐劇を描いた故郷ドイツの映画で女優賞を受賞。ホアキンは『レオン』『アジョシ』『LOGAN』など連綿と続く“少女を守るため立ち上がるおじさん系映画”で受賞。
https://www.youtube.com/watch?v=kk5e-lvomDk

監督賞にはソフィア・コッポラ。傷ついた兵士が助けられた“女の園”で戦場よりも深い恐怖に陥る名作スリラー『白い肌の異常な夜』を仲良し女優たちとリメイク。
https://www.youtube.com/watch?v=3JA0evif-mU

グランプリは90年代のフランスにおけるエイズ啓蒙運動を推し進める若者を描いたドラマ『120 BATTEMENTS PAR MINUTE（原題）』で国際批評家連盟賞、クイア賞も受賞し“三冠”達成。
https://www.youtube.com/watch?v=9z--ubyRNKY