そして実は次点があるこの賞。準優勝となったのはよしひろまさみちさんも注目の『I, Tonya』 。一定以上の年齢の人には懐かしい、1994年リレハンメル冬季オリンピックの代表争いをかけて起こった「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の加害者、トーニャ・ハーディングの半生を描いた実話もの。
　
全体的にライトな雰囲気ではあるものの、その分徹底してアリソン・ジャネイ演じる母の毒親っぷりがヒドすぎる！　娘で金を名誉を得ようとするいわゆる“ステージママ”の残酷さが苦しい。

主演は今をときめくオーストラリア人女優、マーゴット・ロビー。そして彼女の幼少期を演じたのは“第二のエル・ファニング”とも評される天才美少女女優マッケナ・グレース。『gifted／ギフテッド』や「フラーハウス」などの出演作も次々日本公開に。エル・オンラインでは彼女のインタビューを近日公開予定。