日本映画界を牽引する綾野剛が運命の作品と出会うまで
毎月のように出演映画が公開されながら、毎作、がらりと違う表情を見せ、常に人々を驚かせ続けている綾野剛。最新主演映画『日本で一番悪い奴ら』（2016年6月25日公開）では短い撮影期間にも関わらず、環境に応じて、みるみる変化していく男の半生をみごとに演じきった。出演作が次々話題となるその裏に、ひとりでも多くの観客に作品を届けたいという彼の熱い思いがある。一切、出し惜しみしない、すさまじい役作りとギャップのあるオフの時間。そして役者仲間ではなく友だちという幅広い交友関係……。この作品との出会いが運命と言い切る彼の、まだまだ隠し持つ知られざる側面にアプローチ。
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『日本で一番悪い奴ら』
北海道警察の刑事が起こした実際の事件をモチーフに、彼が過ごした壮絶な26年を描いたエンターテインメント。柔道特別訓練隊員として警官になった諸星（綾野剛）は20代後半で現場に入る。ライバルと差を付けようとした彼は、でっちあげ、やらせ逮捕、おとり捜査、拳銃購入、覚せい剤密輸……ありとあらゆる悪事に手を染めていく。諸星の手先であるS(エス)という名のスパイ役に中村獅童、YOUNG DAIS、デニス植野行雄。監督は『凶悪』の白石和彌。
2016年6月25日、全国公開。 http://www.nichiwaru.com/
Photo: Toshiki Hiraiwa Styling: Kazuhiro Sawataishi/SEPT Hair & Makeup: Mayu Ishimura Interview & Text: Aki Takayama
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綾野剛／1982年1月26日生まれ、岐阜県出身。03年に「仮面ライダー555」で俳優デビュー。11年「Mother」で注目され、12年NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」でブレイク。14年、『横道世之介』『夏の終り』で日本アカデミー賞 新人俳優賞。主演映画『そこのみにて光輝く』で数々の賞を受賞。15年「コウノドリ」で連続ドラマ単独初主演。声の出演を果たした『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』が7月6日公開。『怒り』が9月17日公開予定。６月末に開催される「第１５回ニューヨーク・アジア映画祭」にてライジング・スター賞を受賞する。
ジャケット￥82,000、シャツ￥19,000、パンツ￥36,000 /ジョン ローレンス サリバン
問い合わせ先／ジョン ローレンス サリバン tel.03-5428-0068
http://www.john-lawrence-sullivan.com/
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