海外で活躍するなら周囲と違うことを
―海外で仕事するためにズバリ必要なことは?
まず日本と違い、欧米では他の人と違うところを出さないと目立たないんです。日本にいると周りに合わせようとする。もちろんそういう部分は自分のなかにもありましたけれど、アメリカにいるときはフリースタイルのオーディションで、その中でも何か他人と違うことをやる。とにかく何かやって目立とうとしています。でも日本でオーディションに参加したとき、そういう風景にはなかなか出会えませんでした。「もっとみんなぶっ飛んだことしていいのに!」という思いがあったんです。でも3年くらい日本で仕事を多くさせていただく中で、「ああ、日本はそういうカルチャーなんだ」と思えるようになってきました。日本はこのスタイル! それでいいんです。その中で花が咲く人も出るかもしれない。そこは何も言えません。でも、たまにぶっ飛んだパフォーマンスをしてくれる方もいますよ!
自分が好きなことをやるのがいちばんです。渡辺直美さんもビヨンセが大好きで独学でやっていますからね。(芸能人じゃなくても)この人をマネたい! こういうことをしたい! と思える人を見つける。まずその人のマネから始めるのがいいのでは? 好きな人をロールモデルにするんです。それをやっていたら楽しめる。楽しんでる人を見ると、見ている人も楽しめます。私も「マイケル・ジャクソンみたいになりたい!」と思って、マイケルのマネから始めましたから。
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Profile:仲宗根梨乃(なかそね・りの)
ダンサー/コレオグラファー。幼少時から見よう見まねでダンスを始める。16歳での渡米体験後、19歳で大学留学のため単身渡米してから本格的なレッスンをスタート。その後、オーディション番組などでの活躍しつつ、ジャネット・ジャクソン、メアリー・J・ブライジ、クリス・ブラウン、ブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ビーバーなどのバックダンサーを務める。講師として米国で生徒にレッスンを付けている動画がYoutubeにアップされたことがきっかけで、韓国や台湾などアジアのアーティストからの振り付け依頼が殺到している。
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ダンサー/コレオグラファー、仲宗根梨乃が久々に日本の舞台に登場! 世界各地から招聘を受け、世界的演劇祭で二冠を獲得したダンスカンパニー、DAZZLEが100人のダンサーとともに作る、まったく新しい進化系エンターテインメントが2014年5月、東京にやってくる。「新しいダンサーを迎えたり、私が出演する部分に関しては新しいシーンが増えているので、新しいストーリーが見られます(仲宗根)」
「ASTERISK(アスタリスク)」公演日程/2014年5月9日(金)~2014年5月11日(日)
会場/東京国際フォーラム ホールC
出演/DAZZLE、仲宗根梨乃、タイムマシーン produced by 黄帝心仙人、梅棒、BLUE TOKYO、Vanilla Grotesque、JIL Entertainment Galleryなど
問い合わせ/03-3234-9999(チケットスペース)