あなたの知らないキャサリン妃とウィリアム王子の12の真実
世紀のロイヤルウェディングから早5年―。2016年4月29日に5回目の結婚記念日を迎えたキャサリン妃&ウィリアム王子。アメリカで放送されたドキュメンタリー番組のシリーズから、世界中を魅了するロイヤルカップルの知られざる真実を特別に公開!
10. その1 ウィリアム王子は、お金や地位を利用してケイトにアピールしたことは一度もない。
ロックコンサートで最前列の席を確保したり、ダイヤモンドをプレゼントしたりする代わりに、セント・アンドルーズ大学在学時、共同生活を送っていた小さなコテージでケイトにスパゲッティの手料理を振る舞った。『サン』紙の編集者によると、「彼はボロネーゼを作り、着古したジャンパーを着てテーブルにつき、彼女に愛を囁いた」らしい。なんて、セクシーだこと!
10. その2 ロイヤルファミリーは毎年スキー旅行でスイスへ。ある年、ケイトが初めてこの王室の恒例旅行に同行し、パパラッチを狂乱させることに。
先述の『サン』紙の編集者は一行を尾行。その一部始終を語っている。彼はある日の夜遅く、ナイトクラブにいるハリー王子とウィリアム王子をキャッチ。ウィリアム王子が彼に、一体何の大騒ぎかと尋ねたそう。それに対し、エディターが「みんな、彼女こそが未来の王妃だと思っています」というようなことを伝えたところ、ウィリアムは大爆笑! 「まだ結婚するつもりはないよ。28歳とか30歳とか、そろそろ落ち着かないといけない年齢になるまではね」。この話には、『サン』紙の編集者がスイスのナイトクラブでアフタースキーを楽しむロイヤルファミリーにこっそり会って話すことに成功した、という以上の意味があると思うけれど、まあ、それはおいておこう。
11. タブロイド紙の編集者たちは、ケイトにダイアナほど面白みがないことに軽くイラッ……。
「ケイトには、ダイアナのようなカリスマ性や未知の要素がない」と、『サン』紙のエディターは言う。「けれども、ケイトの美しさやエレガンス、生まれつき自分の見せ方を完璧に心得ていることなどが彼女を特別な存在にしている」。ほらね。ともかく、彼女は数々のドレスを上手く着こなす女性であり、2016年現在、私たちにとって重要なのはそれだけ。
12. ケイトは結婚式の計画に気合いが入っていた。
ウェディングケーキを作る職人のために、アイディアをまとめたムードボードを用意したほど。もちろん、ドレス上級者であることに加え、両親の会社「パーティ・ピーシーズ」で働いていたこともあり、建前としてこういった方面に関してはエキスパートといってもいいケイト。妹のピッパが書いたパーティ・プランニング本がトンデモ本だと話題だが、ケイトは間違いなく―そう、間違いなく―「チキンをドラム、モモ、ムネ、ウィングなどの部分に切り分けるのがコツ」なんて書かない程度に、ずっと賢いティップスを持っていたはず。
ひとこと言わせてもらうなら、次は妹ピッパのドキュメンタリーをぜひ。
Translation & Text: Akari Ii photo: AFLO, GETTY IMAGES
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