黒木華がベストアクトレス賞を受賞! 「エル シネマナイト」を最速レポート
2016年12月20日(火)、映画を愛するエルが主催するイベント「エル シネマナイト」がコットンクラブで開催。黒木華さんや深田晃司監督らが登壇した授賞式のほか、ダンサーの菅原小春さんのパフォーマンス、『ラ・ラ・ランド』の世界最速試写が行われた同イベントの模様をレポート!
当日は各賞の授与式を開催
去年からスタートした“女性のためのベスト映画”を選ぶ、「エル シネマ大賞」。第二回は、映画評論家や文化人、エル・エディターほか、約45名が審査員となり、今年のナンバー1映画を決定。
今年は大賞にトッド・ヘインズ監督の『キャロル』が選ばれたほか、新設されたエル ベストアクトレス賞を黒木華さん、エル ベストディレクター賞を深田晃司監督がそれぞれ受賞し、その授与式も開催。
記念すべきエル ベストアクトレス賞第1回受賞者となった黒木華さんは2016年、岩井俊二監督作『リップヴァンウィンクルの花嫁』をはじめ、大河ドラマ「真田丸」やドラマ「重版出来!」など話題作に多数出演。授賞式前の取材では「光栄です。これからもがんばらなくちゃと思います!」とさらなる飛躍を誓う一幕も。「たくさんの映画で皆さんとお会いできるように精進していきます」と意気込んだ。
エル ベストディレクター賞は、映画『淵に立つ』を手掛けた深田晃司監督が受賞。浅野忠信を主演に迎えた同作は第69回カンヌ国際映画祭でも「ある視点部門審査員賞」を獲得。監督は「映画はスポーツのように1点でも多く取れば勝ちというものではありません。だから賞という形でバックアップしてもらえるのはとても大きな力になります」と笑顔で伝えた。
「クラシックなシルエットですが、モダンな要素もある。シンプルで美しく見せてくれるところが気に入っています」と話す、黒木華さんのブラックドレスは、新デザイナー、マリア・グラツィア・キウリによる「ディオール」の2017SSコレクションよりいち早くピックアップ。黒木さんのフレッシュで上品な魅力を際立てた。菅原小春さんは、「エムエム6 メゾン マルジェラ」で決めて登場。
Photo: Tsukasa Nakagawa