特集 2018/6/6(水)
WOMEN IN MOTION ②

映画界で飛躍した女性を祝う特別な一夜

女優や女性監督など映画界のセレブが女性の地位や権利向上を目指し、議論や意見交換するプロジェクト「Women in Motion」が今年もカンヌ国際映画祭中に開催された。スターが集う公式ディナーでは、Women in Motionアワードやヤング・タレント・アワードの授賞式も行われている。

左/2016年のWomen in Motionアワードの受賞者、スーザン・サランドンとジーナ・デイヴィス。左はフランソワ=アンリ・ピノー ケリング会長兼CEO。上右/2016年のディナーに出席したヴァネッサ・パラディとピエール・レスキュールカンヌ映画祭プレジデント。下右/2017年のディナーには、ジェシカ・チャスティンやサルマ・ハエック=ピノーの姿が。

映画界の女性に光を当てるWomen in Motionアワード

ケリングとカンヌ映画祭のパートナーシップの一環として2015年からスタートしたWomen in Motion。このプロジェクトのひとつとして、毎年、映画界や女性の地位向上に貢献した女性セレブを称えるWomen in Motionアワードの授賞式が、カンヌ映画祭のプレジデンシャル・ディナーで開催されている。第1回目の2015年は、女優で慈善活動家のジェーン・フォンダに、2016年は『テルマ&ルイーズ』に主演したジーナ・デイヴィスとスーザン・サランドンに、2017年は長年にわたり独自のキャリアを築き続けるイザベル・ユペールに授与された。映画界で活躍する女性に光をあて、そしてすべての女性にインスピレーションを与えるような象徴的な人物に称賛を贈るアワードだ。

左から/ケリングの会長兼CEOフランソワ=アンリ・ピノー、パティ・ジェンキンス監督、カルラ・シモン監督、カンヌ国際映画祭会長のピエール・レスキュール、カンヌ国際映画祭総代表ティエリー・フレモー

2018年の受賞者は、女性ヒーローを誕生させた監督

今年のWomen in Motionアワード受賞者は、昨年『ワンダーウーマン』で世界中にセンセーションを巻き起こしたパティ・ジェンキンス監督。アメリカで昨夏の最高興行収入作品となり、女性監督による実写版映画では過去最高の収益を記録した女性スーパーヒーロー映画。映画界の女性のみならず、観客も勇気をもらったはずだ。長年、男性上位社会、白人主義のハリウッドに、多様性や女性パワーで風穴を開けたことは間違いない。
また、毎年Women in Motionアワードの受賞者が前途有望な才能を持つ人物を選出、指名をする、ヤング・タレント・アワードにはスペインの新鋭監督カルラ・シモンが選ばれた。カルラ・シモン監督には映画プロジェクトのための制作資金がサポートされる。

上左/今年はコンペ部門の審査員を務めたクリステン・スチュワート。上右/コンペ部門審査員長として映画界の女性の存在感を示したケイト・ブランシェットと、Women in Motion Talkに登壇したサルマ・ハエック=ピノー。下左/今年の会場は、カンヌの旧市街の丘の上Place de la Castre。下右/談笑するのは、コンペ部門審査員のレア・セドゥとある視点部門で審査員長を務めたベニチオ・デル・トロ。

女性が主役の華やかなアワードディナー

映画祭期間中の半ばあたりに開催されるアワードディナーには毎年、世界で活躍する華やかな映画スターたちが集う。映画祭審査員長(今年はケイト・ブランシェット)に審査員、映画祭の会長や総代表も参加するディナー。料理は、女性シェフで唯一三ツ星を獲得したフランス人シェフ、アンヌ=ソフィー・ピックが担当。主役から脇役まで超豪華スターが演じるような映画さながらの顔ぶれがテーブルで隣り合わせ、女性の活躍を称え、推進する、カンヌ名物のスペシャルな一夜だ。

  • ※この記事は短期連載となり、第3回まで続きます。

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