海外セレブゴシップ 2018/4/25(水)

タンディ・ニュートン、「私は『Time's Up』に誘われるほど魅力的ではなかった」

ドラマ「ウエストワールド」や映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で注目を集めているタンディ・ニュートン。セクハラ撲滅運動「Time's Up」の問題点について指摘している。

タンディ・ニュートン(Thandie Newton) photo : Getty Images

2000年代に映画『クラッシュ』や『幸せのちから』で人気を博したタンディ・ニュートン。その後しばらく低迷した時期もあったけれど、現在ドラマ「ウエストワールド」に出演し再び注目を集めている。実は彼女は今のセクハラ撲滅運動が起きる前の2016年7月、キャスティングディレクターから性的虐待を受けた経験を告白。ハリウッドのセクハラ体質を指摘していた。

その後ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラが発覚、女優たちが中心となってセクハラ撲滅運動「Time's Up」を立ち上げたのはご存知の通り。セクハラ告発で先陣を切っていたタンディもこの立ち上げに参加を呼びかけられていたのかと思ったら、タンディ曰く「誘われなかった。とてもとても心が痛んだわ」。

「性的虐待についてずっと話していた身としてはとてもつらかった。寂しかった」というタンディ。「私は『Time's Up』に参加できるほど魅力的でもないし、人気のある女優でもなかったのよ」とも。「キャリアの面で復活はしたけれど、今年のアカデミー賞授賞式に出席しなかったせいで」ムーブメントに入れてもらえなかったのかもしれないと語っている。

「Time's Up」も「Me Too」も影響力のあるセレブが立ち上がったことから世界的なムーブメントになった。でも一部のセレブのものだけではないはず。すべての人の告発に耳を傾けるために何が必要なのか、改めて考えたい。

text: Yoko Nagasaka

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