ジョニー・デップの新作からシエナ・ミラーが抹殺される!
ジョニー・デップとシエナ・ミラーの共演作として話題を集めていた映画『Black Mass(原題)』。なんとシエナの存在がなかったことに。
ジョニー・デップが実在のギャング、ホワイティ・バルガーを演じ話題を集めている映画『Black Mass』。ホワイティは16年間逃亡生活を続け、11件の殺人事件などの犯人として終身刑を言い渡された人物でシエナはその恋人を演じたとか。
でもなんとシエナの出演場面がすべてカットされることが明らかに! 監督のスコット・クーパーが新聞「ボストングローブ」紙に語ったそう。理由は「ドラマチックではないから」!
昨年同紙にこの映画への意気込みと役作りを語っていたというシエナ。「アクセントにはとても注意したわ。南部出身の人を演じる時にはアクセントに失敗したくないから。うまくできているといいなと思うわ。いずれにしてもみんな“イギリス人がどうしてアメリカの南部人を演じられるんだ?”って思うでしょうけれど」と語っていたそう。
ちなみにシエナ、「これまで素晴らしい作品を作ってきたクーパー監督と一緒に仕事ができたのは素晴らしかった」とも。シエナの出番はもともと少なかったらしいけれど……映画から抹殺されてしまった今、監督についてどう思っているか本当のところが知りたい。
text : Yoko Nagasaka