まずは映画部門から。主演男優賞にノミネートされたのは『リリーのすべて』で、世界で初めて性別適合手術を受けた画家のリリー・エルベを演じたエディ・レッドメインがノミネート。エディは昨年『博士と彼女のセオリー』でホーキング博士を演じ主演男優賞を受賞しているので、受賞すれば2年連続の快挙！　また『リリーのすべて』からはリリーの妻を演じたアリシア・ヴィキャンデルも助演女優賞にノミネートされていて、注目の作品といえそう。
 
主演女優賞には『キャロル』で同性と恋に落ちる女性を演じたケイト・ブランシェットや現在公開中の『黄金のアデーレ 名画の帰還』のヘレン・ミレンがノミネート。『キャロル』からはルーニー・マーラも助演女優賞の候補に。『キャロル』も『リリーのすべて』も来年日本で公開されるので、どちらも要チェック！

テレビ部門では『HOMELAND／ホームランド』のクレア・デインズや『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のケヴィン・スペイシーとロビン・ライトなどおなじみのメンバーがノミネートされている様子。
 
発表は現地時間2016年1月30日(土)。2015年度の賞レース全体を予想する上で重要と言われるSAG賞。発表を楽しみに待ちたい！

主な候補
映画部門
主演男優賞
ブライアン・クランストン　『Trumbo(原題)』
ジョニー・デップ　『ブラック・スキャンダル』
レオナルド・ディカプリオ　『レヴェナント』
マイケル・ファスベンダー　『スティーブ・ジョブス』
エディ・レッドメイン　『リリーのすべて』

主演女優賞
ケイト・ブランシェット　『キャロル』
ブリー・ラーソン　『Room(原題)』
ヘレン・ミレン　『黄金のアデーレ　名画の帰還』
シアーシャ・ローナン　『Blooklyn(原題)』
サラ・シルバーマン　『I Smile Back(原題)』

助演男優賞
クリスチャン・ベール　『マネー・ショート』
イドリス・エルバ　『Beasts of No Nation(原題)』
マーク・ライランス　『ブリッジ・オブ・スパイ』
マイケル・シャノン　『99 Homes(原題)』
ジェイコブ・トレンブレイ　『Room(原題)』

助演女優賞
ルーニー・マーラ　『キャロル』
レイチェル・マクアダムス　『Spotlight(原題)』
ヘレン・ミレン　『Trumbo(原題)』
アリシア・ヴィキャンデル　『リリーのすべて』
ケイト・ウィンスレット　『スティーブ・ジョブス』

テレビ部門
コメディ主演女優賞
ウゾ・アドゥーバ　「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」
イーディ・ファルコ　「ナース・ジャッキー」
エリー・ケンパー　「アンブレイカブル・キミー・シュミット」
ジュリア・ルイス＝ドレイファス　「Veep(原題)」
エイミー・ポーラー　「Parks and Recreation(原題)」

コメディ主演男優賞
タイ・バーレル　「モダン・ファミリー」
ルイス・C・K　「Louie(原題)」
ウィリアム・H・メイシー　「シェイムレス　俺たちに恥はない」
ジム・パーソンズ　「ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則」
ジェフリー・タンバー　「トランスペアレント」

ドラマ主演女優賞
クレア・デインズ　「HOMELAND／ホームランド」
ヴィオラ・デイヴィス　「殺人を無罪にする方法」
ジュリアナ・マルグリーズ　「グッド・ワイフ　彼女の評決」
マギー・スミス　「ダウントン・アビー」
ロビン・ライト　「ハウス・オブ・カード 野望の階段」

ドラマ主演男優賞
ピーター・ディンクレイジ　「ゲーム・オブ・スローンズ」
ジョン・ハム　「MAD MEN　マッドメン」
ラミ・マレック　「ミスター・ロボット」
ボブ・オデンカーク　「ベター・コール・ソウル」
ケヴィン・スペイシー　「ハウス・オブ・カード 野望の階段」