海外セレブゴシップ 2017/11/7(火)

セクハラ告発の立役者ローナン・ファロー、「まだまだ暴くべきことがある」

ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラが告発されたことで明らかになったハリウッドのセクハラ体質。実は今回の一連の告発で、最初のワインスタインに関する記事を雑誌『ニューヨーカー』に書いたのはミア・ファローの息子でジャーナリストのローナン・ファロー。今回の告発記事に関して、コメントしている。

ローナン・ファロー(Ronan Farrow) photo : Getty Images

ミア・ファローとウディ・アレンの息子(でも後年、ミアは「フランク・シナトラとの息子かも」と告白している)であるローナン・ファロー。ローナンは長年、アレンの子どもに対する性的虐待を批判してきた人。ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為も長年追ってきたという。

先週、スティーヴン・コルベアのトーク番組に出演したローナン。「みんなに『なぜこんなにたくさんの告発が今までずっと隠されてきたんだ?』と聞かれる。これがどれほど悪化していたかについては、これからまだ語られることがあると思う」とコメント、告発がまだまだ続くことを匂わせた。

コルベアに「それはセクハラを助け、支えていた人たちがいて、それがハリウッドの慣行になっていたという意味か」と聞かれると、ローナンは「それについては推測することすらしていない。ハリウッドだけでなくこの国で権力と金を持っている人はそういうものだし、どんな業界でも彼らはそういうやり方をするんだ」とも。

「確実に沈黙させるための、非常に醜く強大な力を持つ仕組みがあることにも衝撃を受けた。でも肉体労働についている女性であれ、ハリウッドの女性であれ、性的虐待のサバイバーたちがこれまで声をあげなかった様々な理由が他にもある」というローナン。次の記事では、この「沈黙を守らせる仕組み」について告発するとも明かしている。

今回の告発ではセクハラだけでなく、見て見ぬふりをしてきた周囲に対しても批判が集まっている。その隠蔽体質についてもこれから明らかになるのは確実。続報にも注目したい。

text : Yoko Nagasaka

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