ロビン・ライト、ギャラアップ術を明かす
男優と女優のギャラ格差が問題視されているアメリカのエンタメ界。ロビン・ライトがギャラアップの交渉術を明らかにしたそう!
アメリカでも日本でも人気のドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」。大統領夫人のクレアを演じ、ゴールデングローブ賞も受賞しているロビン・ライトがロックフェラー財団の開催するイベントに出席、ギャラをめぐるエピソードを語ったそう。
ロビン曰く、主人公のフランク・アンダーウッド演じるケヴィン・スペイシーのギャラが1エピソードあたり50万ドル。でも彼女のギャラは42万ドルだったとか。ロビン曰く「“ケヴィンと同じ額だけ払ってほしい”と言ったわ」。でもその前にある準備をしたそう。それは自分の役の人気調査。「統計を見たら、その時点でクレアがフランクよりも人気があることがわかったの。だからそれを生かすことにした。“ギャラを上げなければ格差を公表するわよ”って」。この作戦は見事成功! 視聴者の支持を失うことを恐れた制作陣は、ロビンのギャラをスペイシーと同等まで上げたそう。
不平等を批判するだけではなく、周到な準備と頭脳戦でそれを解消したロビン。ドラマで演じる、切れ者大統領夫人クレアそのもの! このエピソードでますます人気がアップ、交渉次第でスペイシーを上回るギャラを手にするのも夢ではないかも?
text : Yoko Nagasaka