クロエ・セヴィニー、監督たちのセクハラを暴露
カンヌ映画祭に出席中のクロエ・セヴィニー。オーディションで受けたセクハラ体験について、雑誌『ヴァラエティ』のパネルディスカッションで明らかにしたそう。
カンヌ映画祭のパネルディスカッションのなかでクロエ・セヴィニーは、オーディション時に「“この後、何をするの?”と聞かれたこともある」と、監督から暗に誘いを受けた経験を暴露。さらに「こう言われたこともある。“買い物に行きたいかい? 試着室で一緒に、君が試したものを買ってあげるよ”って」と、あからさまな誘いを受けたことも明らかに! クロエ曰く「気持ち悪すぎるわよね」。また「ある監督に“君はもっと自分の体を見せるべきだ。今映画で裸になっているあの女優の年齢になるまで待つべきではない。今、見せるべきだ”って言われたこともある」とか。
その時点ですでに映画『KIDS/キッズ』や『ブラウン・バニー』でヌードになっていたクロエ。この監督には「私のキャリアを知っていれば、私がどの映画でもヌードになっていることを知っているわよね」と反撃したそう。
でもこれはハリウッドでは日常茶飯事とか。クロエ曰く「ハリウッドではよくあること。セクハラかそうでないかは微妙な差なの」。ちなみにクロエはいずれのオーディションも落ちたことは明かしたけれど、監督たちの名前は言わなかったそう。ハリウッドではよくあることとはいえ、監督の名前も知りたい……。特に試着室の気持ち悪い人!
text : Yoko Nagasaka