2016/6/6(月)
プリンスの死因が明らかに
4月21日(木)に急逝したプリンス。検視局が死因を発表したそう。
6月2日(木)、ミネソタ州の検視局はプリンスの死因が鎮痛剤のフェンタニルの過剰摂取だったと発表したそう。自ら摂取したもので、事件性はないそう。フェンタニルは麻薬性の鎮痛剤でモルヒネより50~100倍、ヘロインよりも30~50倍も強いとか。
死の直後から、親しい人たちから、処方箋薬に依存していたという証言が出ていたプリンス。腰に怪我を負ってから鎮痛剤を飲み続けていたそうで、関係者によると「プリンスはコンサートを続けるために薬を飲んでいた。彼の腰が大きな問題になっているのは誰の目にも明らかだった。彼はいつも“オン”の状態で休むことはなかった。彼は不平も漏らさなかったし、具合が悪いとも言わなかった」そう。また長年彼を見てきたヘアスタイリストも「彼はいつも痛みを抱えていた。4インチのヒールでスピーカーから飛び降りるパフォーマンスはドラッグがなくてはできなかった。杖をついて歩くことはクールではないと思っていた」そう。
ステージに文字通り命をかけていたプリンス。改めて安らかな眠りを祈りたい。
text : Yoko Nagasaka