歯並びを直すハリウッド俳優が多いなか、八重歯がチャームポイントのパトリシア・アークエット。矯正しないと決意した理由を明らかにしたそう。きっかけになったのは小学生のとき、同級生の男の子からの「歯を直せば『プレイボーイ』のグラビアに出られるよ」という一言だとか。「そのときは“なぜ私が『プレイボーイ』に出たいと思うわけ？”って言い返したわ。完璧な外見にはなりたくなかった。魅力的になるために自分自身を変えたいとも、そんなことをする義務はないとも思った」そう。

アカデミー賞の受賞スピーチでも「アメリカの女性たちが平等な権利を手に入れるときなのです」と男女の賃金格差についてコメントしたフェミニストのパトリシアらしいエピソード！　また最近、あのスピーチが物議を醸していることについても雑誌『タイム』誌に語ったそう。「反感を買ったことには驚いた。私の言いたかったことをみんなが理解しているとは思わない」とか。彼女自身はギャラに差をつけられていないと断った上で「これはとても大きな差別問題。アメリカの全ての女性に影響を与えている」と改めて語ったそう。

今回のコメントにも異論は出てきそうだけれど、男性社会のハリウッドでこの発言をする勇気、そして少女時代のパトリシアのあっぱれな反論にも拍手！