先週ニューヨークで公聴会が行われたマドンナとガイ・リッチーの親権問題。実はロンドンでも裁判を行っているそう。マドンナは「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」、通称ハーグ条約に基づき、ガイがロッコをアメリカに戻さないのは「子どもの不法な連れ去り」で「誘拐」だと主張しているそう！

この訴えにイギリスの裁判所は「裁判を使わずに友好的な解決をするべき」と発言。裁判官は「マドンナが法的手続きを取り下げるべきか、もしくは裁判官自身がロッコのよりよい生活のために決断を下すべきか、裁判官が決めなくてはいけない」と言い渡したそう。この発言が効いたのか、マドンナは手続きを取り下げることを望んでいるとか。どうやら裁判官に勝手(？)に決められるよりも、調停に持ち込んだ方がいいと判断したもよう。公聴会はロンドンで3月10日に、ニューヨークでは6月1日に改めて行われるそう。

ちなみにマドンナは先週金曜日にニュージーランドで行ったコンサートで「La Vie en Rose」をロッコに捧げ「息子のことを語ったら泣いてしまいそう」と観客に打ち明けたとか。マドンナがこんなに感情的になっているなんて、裁判がさらに泥沼化する可能性も大。続報も要チェック！