モデルデビューしたのはレナ・ダナムの妹で現在23歳のグレース・ダナム。グレースは詩人、女優、アクティビストとして活躍していて、レナの監督したインディーズ映画『Tiny Furniture(原題)』にもレナの妹役で出演しているとか。
 
突然のファッション界進出は意外だけれど、その理由はこのブランドの背景にあるもよう。「エックハウス・ラッタ」はマイク・エックハウスとゾーイ・ラッタが2011年、グレースが育ったブルックリンで立ち上げたブランド。マイクとゾーイとは以前から友達だったそう。ポストジェンダーと全性愛をモットーにしていて、トランスジェンダーのモデルも起用するなどLGBT問題に敏感とか。
 
グレースはデビューの感想を聞かれると「メガネをかけてなかったから何も見えなかった」「すごくクールだった。胸を見せることにも抵抗はなかったし、彼らの服も彼らがジェンダーのためにやっていることも好き」「他のショーに出演したいとは思わない」とコメント。モデルをやるのはこのブランドだけ、と宣言しているけれど初めてのショーでも余裕を感じさせるあたり、大物の予感！　姉同様、今後もバラエティに富んだ活躍を見せてくれそう。要注目！