海外セレブゴシップ 2015/10/15(木)

ジェニファー・ローレンス、男女のギャラ格差問題について「もう好かれようとしない」

今年のアカデミー賞ではパトリシア・アークエットが指摘、最近もグウィネス・パルトロウがインタビューで語っていたハリウッドにおける男女のギャラ格差。この問題についてジェニファー・ローレンスがレナ・ダナムの発行するニュースレター「Lenny」に「なぜ私は男性の共演者よりも報酬が少ないのか」と題したコラムを発表したそう。

ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence) photo : Getty Images

昨年ソニーの重役のメールが流出、映画『アメリカン・ハッスル』でジェニファー・ローレンスとエイミー・アダムスのギャラが男優たちよりも少ないことが発覚したけれど、今回のコラムでジェニファーはこの事件に言及。「働く女性の経験としてこれを語るのは難しい。なぜなら私の問題は好意的に理解できるものではないから」と前置きしつつ「ソニーのハッキング事件が起きて自分のギャラが、幸運にもペニスがある人よりも少ないことを知ったとき、ソニーに対して怒ったりはしなかった。自分に怒りを覚えた」と語ったそう。
 
「私は交渉に失敗したのです。なぜなら早く諦めてしまったから。何百万ドルの問題で争いたくなかった。正直に言って私には大作の続編が2作あったからその必要もありませんでした(好意的に理解できないって言ったでしょう。私を嫌いにならないで)」「私は“難しい”“甘やかされた女優”と思われたくなかったのです。ネットで自分の報酬について知り、共演している男優たちが“難しい”とか“甘やかされている”と思われることを心配する必要がないんだと気がつくまで、これは正しい考え方だと思っていました」と、このとき同じく流出したメールの中でアンジェリーナ・ジョリーが“甘やかされた難しい女優”と重役たちに中傷されていたことを踏まえて、当時の心境を語ったそう。
 
そしてジェニファーは最後に戦う姿勢をアピール! 「もう、自分の意見を表明するのに“愛らしく”見せようとしたり、みんなから好かれようとしたりはもうしない。そんなのくそくらえ。自分の意見を聞いてもらうためにどういう言い方をすればいいか、時間をかけてじっくり考えている男性と働いたことなんてない。何もしなくても聞いてもらえるから」。

text : Yoko Nagasaka

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