海外セレブゴシップ 2015/12/2(水)

エマ・ワトソン、“フェミニズム”という言葉への葛藤を明かす

世界中で大きなムーブメントに成長しているフェミニズム。そのきっかけのひとつとなったのはやはりエマ・ワトソンの国連でのスピーチ! スピーチの前、ある言葉について悩んでいたことをエマが明らかにしたそう。

エマ・ワトソン(Emma Watson) photo : Getty Images

国連の親善大使として“He For She”のキャンペーンを推進するエマ・ワトソン。2014年9月、彼女が国連で行ったスピーチがきっかけでフェミニズムが大きな注目を浴び始めたけれど、あのスピーチで使う言葉については大きな葛藤があったそう。
 
エマはウェブマガジン「Porter」のインタビューで「フェミニズムという言葉は使わないようにと勧められた」とスピーチの舞台裏を明らかに。「みんながこの言葉をよそよそしく、自分とは切り離されたものだと感じるし、あのスピーチの目的はできるだけたくさんの人を運動に巻き込むことだったから」。
 
続けてエマは「でも私はじっくりこれを考えてみて、その結果、正しいことをしようと思ったの。もし女性があの言葉を使うのを恐れていたら、一体どうすれば男性に使うことを期待できるというの?」とフェミニズムという言葉を使うことを決意した理由も明らかにしたそう。
 
ちなみにこのインタビューでは「25歳になり人生で初めて心地よさを感じている。表明したい意見も持っているし、本当の自分でいたい」とも。スピーチの言葉ひとつひとつを自分で考え、そこにメッセージをこめていることが明らかになった今回のインタビュー。“He For She”がここまで大きなムーブメントになった理由はこのあたりにもあるのかも。

text : Yoko Nagasaka

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