支持者だったはずが……ケイトリン・ジェンナーもドナルド・トランプ大統領に怒り
「心の性に合ったトイレを使ってよい」という全米の公立学校に対する通達を撤廃、各州の判断に委ねると発表したドナルド・トランプ大統領。支持者の中からも批判の意見が出ている。
自身がトランスジェンダーであるケイトリン・ジェンナーも今回の通達撤廃にショックを受けている1人。ケイトリンは共和党支持者でドナルド・トランプ大統領の就任式にも出席していたと報じられているけれど、Twitterに動画を投稿、「全米のトランスジェンダーの子どもたちにメッセージがあります。あなたたちは勝利しています。今日はそう感じられないことも、毎日はそう思わないこともわかっています。でもすぐに、私たちは全州で完全な自由を手にするでしょう。そして党を超えた支援を得るでしょう」と、通達撤廃で影響を受けるトランスジェンダーの子どもたちを励ますメッセージを送った。
そしてトランプ大統領にメンションしつつツイートを投稿、「同じ共和党員として言います。これは大惨事です。あなたはLGBTQコミュニティを守ると約束した。私に電話して」とトランプ大統領に要求!
Well @realDonaldTrump, from one Republican to another, this is a disaster. You made a promise to protect the LGBTQ community. Call me. pic.twitter.com/XwYe0LNUOq
— Caitlyn Jenner (@Caitlyn_Jenner) 2017年2月24日
また大統領就任式で国歌を斉唱したジャッキー・エヴァンコもトランプ大統領にメッセージ。実はジャッキーの姉もトランスジェンダー。「あなたは私に就任式で歌うという名誉をくださった。私と姉にあなたと会ってトランスジェンダーの権利について話し合う名誉もください」と話し合いを求めてツイート。ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官は、定例記者会見でこれについてコメント、なんと「大統領は喜んでジャッキーに会うと思う」と答えたとか。
大統領がエヴァンコ姉妹やケイトリンと話し合う日は来るのか、それが今回の撤廃を覆す結果になるのか、続報にも要注目!
text : Yoko Nagasaka