海外セレブゴシップ 2017/2/24(金)

ドナルド・トランプ大統領がトランスジェンダー配慮の通達を撤廃!セレブの反応は?

バラク・オバマ前大統領が全米の公立学校に出していた「心の性に合わせたトイレを使ってよい」という通達。トランスジェンダーの若者に配慮したこの通達を、ドナルド・トランプ大統領が撤廃すると決定した。これに対してセレブからは様々な声が上がっている。

ジャッキー・エヴァンコ(Jackie Evancho)、エレン・デジェネレス(Ellen Degeneres)、エレン・ペイジ(Ellen Page) photo : AFLO, Getty Images

エレン・デジェネレスはこのニュースにすぐに反応したセレブの1人。「トランスジェンダーの人を守る法が廃止されたニュースを今見たところ。これは政治の問題ではない。これは人権の問題で、いいことではない」とツイート。女優のエレン・ペイジは「私たちはトランスジェンダーの若者を守る必要がある。子どもたちを傷つけるこの残酷さに立ち向かわなくては」と意見を表明。

女優のブリー・ラーソンも「これはひどいこと。受け入れられないわ。私はギャビンとともに立ち上がる。すべてのトランスジェンダーの人に保護と平等が与えられるべき」とツイート。ギャビンとはバージニア州の高校生。男子用トイレの使用を学校に禁止されたことに抗議し訴訟を起こしている。先日開催されたグラミー賞でも女優のラヴァーン・コックスが彼のことを知ってほしいと訴えていた。

またドナルド・トランプ大統領の就任式で国歌を斉唱したシンガーのジャッキー・エヴァンコもツイッターで発言! 就任式に出たくらいだからトランプ支持者かと思いきや「トランスジェンダーのトイレの問題を各州に委ねた大統領の判断にはとてもがっかり」と失望を露わに……。

移民の入国禁止令のときにはSNS上での抗議活動やデモ活動を展開したセレブたち。今回はこれからどんな動きを見せるのか、引き続き注目したい。

text : Yoko Nagasaka

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