海外セレブゴシップ 2016/6/23(木)

ブレイク・ライブリー、「人種差別的」なあのインスタグラムに弁解

カンヌ映画祭で数々の美しいドレス姿を披露してくれたブレイク・ライブリー。実はインスタグラムに投稿した写真が「人種差別的だ」と批判されるという騒動があったことは覚えている人も多いはず。この写真についてブレイク自身が説明したそう。

ブレイク・ライブリー(Blake Lively)  photo:courtesy of Blake Lively via Instagram

そもそもの発端はブレイク・ライブリーがカンヌ映画祭中にインスタグラムにアップした1枚の写真。自分の前から見た姿と後ろ姿を並べ「LAの顔にオークランドのお尻」とコメント。これに批判の声が殺到! 社会問題も扱うエンタメサイト「JEZEBEL」では「ブレイクはLAがエレガントで美しい街(つまり白人)、オークランドはその引き立て役(つまり黒人)と言っている」というコラムを掲載、MTVも「オークランドのお尻、とは好ましくない大きなお尻を意味している」と説明。実はカリフォルニア州オークランドには黒人とメキシコ系の貧困層が暮らすスラムがあり、2009年には無抵抗の黒人青年を警官が射殺するという事件が発生、抗議運動が巻き起こったことも。これを考えると人種差別的だという指摘にも一理ある、といえそう。
 
この騒ぎから約1ヶ月。この事件について沈黙を守っていたブレイクがラジオ番組で説明したそう。「誰かの気を悪くするつもりはまったくなかった」「私は自分の体を認めているわ。カーヴィな体を持っていることはいいことよ。餓死しそうに見えるよりはね」とコメントしたとか。どうやら悪意はなかったみたいだけれど、オークランドの背景を考えると無邪気すぎる気も……。これで批判側が納得するか、反応を待ちたい。

text : Yoko Nagasaka

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ海外セレブゴシップ一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト