海外セレブゴシップ 2017/3/17(金)

アンジェリーナ・ジョリー、国連のスピーチでトランプ大統領を批判?

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使として活動を続けるアンジェリーナ・ジョリー。3月15日(水)に国連でスピーチをした。

アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie) photo : Getty Images

2003年にバグダッドで起きた爆破事件で亡くなった元国連事務総長特別代表セルジオ・ヴィエイラ・ヂ・メロを記念する基金の式典で演説したアンジェリーナ・ジョリー。スピーチでは「愛国主義を装った国家主義が台頭している。恐怖や他人に対する憎しみを煽るような政策が再び現れている」と指摘。

さらに「一部の政治家は、まるで私たちの国々が協力から何の利益も得ず、それによって害を被っているかのように、国際的な機関や同意をないがしろにすることで当選している。一部のリーダーは難民を私たちの社会にうまく組み込むという習慣であれ、法律と人権に基づいて作り上げた機関や条約であれ、私たちが最も誇れる成果のことを、まるで最も大きな負債であるかのように語っています」。

特定の政治家の名前は上げていないけれど、移民排斥政策を掲げるアメリカのトランプ大統領のことを念頭に置いているのは明らか。ヨーロッパでも移民や難民を受け入れない政策を主張する政治家たちが支持を広げている今、アンジーのメッセージはこれまで以上に大きな意味を持つはず。「私たちは国際主義の炎を絶やしてはいけない」というアンジーの言葉に改めて耳を傾けたい。

text : Yoko Nagasaka

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