アンジェリーナ・ジョリー、難民問題でドナルド・トランプ大統領を批判!
イスラム教徒の多い7か国からの入国を禁止する大統領令に署名し、難民の受け入れを拒否しているドナルド・トランプ大統領。アンジェリーナ・ジョリーがついに批判のメッセージを発表!
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)特使として活動しているアンジェリーナ・ジョリー。難民の受け入れを拒否するドナルド・トランプ大統領の政策に対して、新聞「ニューヨークタイムス」に記事を発表した。 「恐怖心から行動するのは私たちのやり方ではない」と綴るアンジー。「難民は激しい戦争に巻き込まれ、銃の標的になった男性、女性、子供たちなのです。テロリストとは全く違います。テロリストの犠牲者なのです」。
さらに「外国で生まれ、今は誇りあるアメリカ国民である6人の子どもたちの母親として、私は我が子たちとこの国のすべての子どもたちのために、安全なアメリカであってほしい。でも安全な避難場所を与えられるのにふさわしい難民の子どもたちに、思いやりのあるアメリカに対して自分たちの状況を訴える機会を常に与えてあげたいのです」とも。
「すべての政府は国民たちの要求と、国際的な責任をどう両立するか考えるべきです。でも私たちは恐怖ではなく、事実に基づいて反応するべきです」とトランプ大統領だけでなく世界に語りかけたアンジー。難民たちの置かれた状況を知るアンジーからのメッセージに大統領と各国政府がどう反応するのか、見守りたい。
text : Yoko Nagasaka