ロサンゼルスにて1月27日（現地時間）にSAG賞が開催された。同賞は先日発表されたゴールデン・グローブ賞（以下、GG賞）と違い、ドラマ部門とコメディ・ミュージカル部門がわかれていないことが特徴。つまり、アカデミー賞と同じ方式のためこちらの方が門戸が狭く、GG賞で選ばれたふたりの女優のどちらが上かを決められてしまうという残酷な前哨戦ともいわれていて、ドキドキとワクワクでいっぱい。
 
必ず目玉になるのは主演女優賞の発表。GG賞でそれぞれ主演女優賞に選ばれたジェシカ・チャステイン（ドラマ部門）と、ジェニファー・ローレンス（コメディ・ミュージカル部門）のふたりが真っ向決戦！　その勝負の行方は…なんとジェニファー・ローレンスに軍配！
 
メリル・ストリープの再来ともいわれるだけあって、期待されていた弱冠22歳での受賞は、メリルだけでなく同じく若くして賞を総なめにしたアンジェリーナ・ジョリーなども彷彿とさせるもの。ドラマ部門のほうが大抵評価が高いので、今回の勝利はよっぽどジェニファーが光っていたということ？　さて、本決戦のアカデミー賞ではどうなるか!?　楽しみ！
 
 
主な受賞者はこちら。
 
【主演男優賞】
ダニエル・デイ=ルイス 『リンカーン』
【主演女優賞】
ジェニファー・ローレンス 『世界にひとつのプレイブック』
【助演男優賞】
トミー・リー・ジョーンズ 『リンカーン』
【助演女優賞】
アン・ハサウェイ 『レ・ミゼラブル』
【キャスト賞（作品賞）】
『アルゴ』