“事件”が起きたのは現地時間3月16日のニューヨーク、「GLAAD Media Awards」授賞式会場。これはメディア監視団体である「GLAAD（中傷と戦うレズビアン＆ゲイ同盟）」によりLGBTQに貢献したメディアや人々を称える賞で、昨年、無事（？）カムアウトを果たしたスターアンカー、アンダーソン・クーパーが、公平な視点と目に見える功績を残したオープンゲイのプロフェッショナルに贈られる「Vito Russo賞」を受賞。
 
この賞のプレゼンターはマドンナ。先ごろ下された、同性愛者の参加を禁止するボーイスカウトの規則を憲法違反だとする裁判所の判決を称えるため、またそんなルールをいまだに使用しているボーイスカウト団体が多いことを非難するため、わざわざボーイスカウトのコスチュームで登場。「そんな決まりがあるなんて本当バカみたい」と語り、そしてアンダーソン・クーパーを壇上に招き入れると、感極まったのか彼がマドンナの口にブチューっとキス。
 
感動のあまり止められなかったそう。いつも冷静なクーパーさんの行動に一堂ドン引き＆喝采。クールガイにもそういことが、たまにはあるよう。