海外セレブゴシップ 2013/3/12(火)
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芸能一家出身のクリステン・スチュワート、脚本家の母、ジュールズ・スチュワートが監督デビュー!

父は映画会社フォックスのプロデューサー、母は脚本家という芸能一家のスチュワート家。この度スポットライトを浴びるのは、長年脚本畑にいた母、ジュールズの監督デビュー。

クリステン・スチュワート(Kristen Stewart) photo : Startraks/AFLO

「もうこれ以上『スパイダーマン』を見られないわ。私は単に同じ話の6つのバリエーションなど見られないとうことだけなの。そういう物を見るとちょっとおかしくなりそうよ」と「US ウィークリー」に語ったジュールズ。ジュールズはそれを見た人々が何かよりユニークでこれまでと違ったことを考えられるような映画を作るということに思い至った。
 
ジュールズの映画『K-11(原題)』の舞台はロサンゼルスの地方刑務所。LGBTの刑務者を主題にすることで、人種やジェンダーの平等に関するポリティクスの問題を描く。「ER」のゴラン・ヴィシュニック演ずるビジネスマン、レイモンド・サックスがさまざまな暴力、不正行為に及ぶ警官たち、そしてケイト・デル・カスティーリョ演ずる他人を操るのが好きなトランスジェンダーのマウジー(主人公と部屋を共にする刑務者)と出会い、K-11(刑務所)から脱出する試みを描きつつ、どうすれば主人公レイモンド・サックスが「もと居た場所」に戻れるかをたどるストーリー。
 
「そこでは人種問題は起きないわ。みんなゲイかトランスジェンダーだもの。彼らが一緒にいられるのもそのため。だから、人種とは問題ではない。これがこの映画の大きなメッセージよ。自分がどんな色の肌をしているかは問題ではない。みんな同じだということ」と語るジュールズ。
 
この映画にはポーシャ・ダブルデイが「バタフライ」という役でキャスティングされているが、この役は6年も前に娘、クリステンにキャスティングされていたもの。「トワイライト」シリーズの思わぬ成功が、クリステンをまったく別のキャリアに導いた。
 
「娘は働いて働いて働き続けているわ。彼女がビッグになるたびに、自分はずいぶん小さな存在になったものだと感じるわ。私なんかは『Go! Go! 「スノーホワイト」を(再び)やりなさい。お願い、ハニー、自分が出る映画をビッグにするのよ。それは素晴らしいことなのよ』って言ってるわ」
 
娘クリステンはこの映画にとても重要な電話を取る秘書役という端役で出演。「クリステンにはダークな一面がある。クリステンにはエッジがある。神様のおかげでね、そうでしょ?」とジュールズは語っている。
 
映画『K-11(原題)』はアメリカの15の都市で3月15日から劇場公開され、ケーブルTVでオンデマンド視聴方式でも放映される。

text : Ryoko Tsukada

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