バレちゃった!? 毒づきブロガー、ペレス・ヒルトン、ホントはいい人、いいパパ
セレブのゴシップ写真と辛辣&イヤミなコメントで、世界中のセレブを敵にまわす「Perezhilton.com」。自身の名を配するブロガー、ペレス・ヒルトン(本名マリオ・アルマンド・ラヴァンデイラ・ジュニア)に、赤ちゃんが生まれ“いい人”像がバレてしまったもよう。
セレブ写真に落書きしたり、イヤミなコメントとともに恥ずかしい写真をアップしたり、芸能人なら怒って当然のあだ名をつけたり(シエナ・ミラーは「Sluttyienna=尻軽エンナ」、ジェニファー・アニストンは「Maniston=男ニストン」)と、とかく敵が多い悪役ブロガー、ペレス・ヒルトン。嫌う人がいる一方で、レディー・ガガやピンクなど支持者もいて、ドラマ「glee/グリー」にも出演を果たした賛否両論の彼。しかし最近は、意地悪加減が弱くなってきたと噂が……何があったのかと不思議に思っていた人も多かったところ、現地時間の3月16日に代理出産で赤ちゃんを授かったことが判明。「ロサンゼルス・タイムズ」のインタビューに生まれたばかりの息子と答えた。
「いい人間になりたいんだ。もう、意地悪なコメントは控えるよ。この子のためにいいパパになりたい」
このインタビュー、読むには充分長すぎるインタビューで、代理母が破水したときの話(ちなみにそのとき彼はピンクとお茶をしていたそう)からスピリチュアルまで、ペレスが語り尽くしている。
しかし、そもそもリンジー・ローハンの麻薬所持の疑惑が実は、当時の恋人サマンサ・ロンソンのものだと疑いを晴らしたのも彼のブログがきっかけで、差別発言をしたセレブを公然と批判したり、反いじめ運動に積極的に関わるなどむしろ社会的に貢献しているともいえるペレス・ヒルトン。そもそも、彼が扇情的なセレブゴシップに手をつけてきたのも、そういった社会運動に何がしかの影響を与えたかったからだと考えれば納得。
偽善者より、偽悪者のほうが実はずっと賢く、いい人間というのは世の常だけれど、ペレズの胸がスカットする辛辣コメントが読めなくなると思うとちょっと寂しい。