海外セレブゴシップ 2013/1/10(木)
海外セレブゴシップ

ジャスティン・ビーバーの一部ファンの行きすぎた行動に全米が震撼

最近のジャスティン・ビーバーの、主に否定的な報道に心を痛めた一部のファンが始めたある行動が、ツイッタートレンドになり拡大。全米メディアが全力で事態の収束を試みている。

ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber) photo : 2011 Getty Images

最初のきっかけはチャットルームをもつ悪名高きウェブサイト(その暗さ、危険性=未成年が簡単に入ることのできるアダルト・チャットルームもあるゆえ)「4Chan.org」の掲示板に、あるユーザー(特定不能)が、ジャスティン本人の注目を引くため、ファンに「ビーバーのために“自分を切る”っていうキャンペーンをしようぜ」「ツイッターにたくさんの人たちが自分自身を切りつけている写真を投稿して、ビーバーがマリファナを吸ったからこうなったんだっていうんだ。小さな女の子たちが自分自身を切りつけている写真が出るか見ものだぜ」というもの。もちろんこの投稿は後に削除された。
 
しかし、月曜日にはハッシュタグ#Cut4Bieberがツイッターでトレンド入りし、「ジャスティンの最近の“バッドボーイ”ぶりに心を痛めているため、ジャスティンがマリファナ吸引を止めるまで、自らの体を切りつける」という忠誠心の強い「Beliebers」(ファン自身の呼び名)の一部が大量の痛ましい写真を投稿する事態となってしまった。
 
このトレンドには同じシンガー仲間、マイリー・サイラスも怒り心頭に達したようで、「#cut4bieberですって? 自分の体を面白半分に切りつけるなんてジョークにもならないわ。この世界にはそうしたくないのに自傷行為を繰り返してしまい、それに悩んでる人たちがいるの。これは本当に敬意に欠けた行動よ」 と発言。
後に「これをジャスティンのせいにしないで。これは彼の人生であり、他の誰のものでもないの!」「だからこの#cut4bieberを止めて。自傷行為は深刻な事態よ」と投稿するもこれを削除。前述の「敬意に欠ける」というツイートをリツイートした全米対がん協会の投稿だけを残した。
 
このような偽の呼びかけで「ビーバーキャンペーン」が行われたのはこれで2度目。昨年10月には「彼はがんにかかっている」という嘘の噂でそれに賛同して頭を剃った写真を投稿するという#Bald4Bieber事件もあった。
 
しかし今回のキャンペーンはさらに深刻で、ツイッターのトレンド分析を行っているTopsy社の調べによると、このトレンドでたった12時間の間に26,000件もの投稿がされたという。なかには言葉遊びで「紙」や「ケーキ」などを「切った」写真もあるものの、痛ましい写真の投稿は止まらない。
 
パリス・ジャクソンは1月8日、「お願いだからこの#cut4bieberエピデミックを止めて!!(このような呼びかけで行う自傷行為は)とんでもない数の人々を傷つけているし、すべてのことが信じられないくらいバカげているわ!! 私にはかみそりで自らを切りつけて亡くなった親友がいる。だからドラッグ問題のせいでこういう行動をしている『Believers』を見るのは本当に嫌なの……それにジャスティン自身もあなたたちにそういう行動をして欲しくないと思っているはずよ。すべての子どもたちのため、そしてあなた自身のために……ジーザス・クライスト、どうかこれを止めて!」
 
ジャスティン自身はこの事件に対して今のところ何のリアクションも起こしてはいないが、一部のファンはいまだにジャスティンのツイッターアカウントに直接、この行動を投稿し続けている。
 
一刻も早い事態の収束を願いたい。

text : Ryoko Tsukada

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