「END7」とは、見過ごされている7つの熱帯病、「鉤虫病」、「トラコーマ」、「象皮病」、「線形動物によって引き起こされる病」、「鞭虫症」、「住血吸虫症」、「河川盲目症」を2020年までに撲滅させようとする国際的なイニシアチブのひとつ。
 
上記のような熱帯病は多く発展途上国で発生するため、「利益性がない」とみなされ、長く顧みられない状態が続いている。
 
これらの7つの寄生虫やバクテリアを原因とした疾患は結核やマラリアよりも対策が遥かに遅れており、大きな課題となっている。世界中で6人にひとりの子どもたち（5億人）がこれらの疾病にかかっているといわれている。
 
こういった病気にかかると、子どもたちは学校に行く機会を奪われ、親は仕事を失い、コミュニティから得られるはずの、貧困から抜け出すためのすべての機会を奪われてしまう。その上、的確な治療が行われない限り、その疾病に一生悩まされることになる。
 
「END7」はこれら7つのこれら熱帯病を2020年までに根絶することを目標としている。ウェブサイトからはクレジットカードで世界中どこからでも募金することができ、たった50セントで上記7つすべての病を予防する医薬品をひとりの子どもに1年間供給することができる。
 
エディ・レッドメインはエミリー・ブラントほかのセレブリティらと共に、ウェブサイト上でこの活動を説明するビデオに参加。支援を呼びかけている。