カトリーヌ・ドヌーヴの美貌をスクリーンで振り返り!
スクリーンを彩った美女たちの選りすぐりの作品を、高画質のデジタルリマスター版で再上映する『スクリーン・ビューティーズ』。第1回のオードリー・ヘップバーンに続き、第2回はフランスを代表するトップ女優、カトリーヌ・ドヌーヴにフォーカス。60年代、若かりし日のドヌーヴの魅力をスクリーンで再発見して!
絶世のクール・ビューティと称され世界的スターに
フランスを代表する大物女優といえば、カトリーヌ・ドヌーヴ。ヌーヴェル・ヴァーグの映画監督たちが花咲いた1960年代のフランスでは、多くの魅力的な女優が登場したが、なかでもドヌーヴは、当時から現在までトップ女優として最前線で活躍し続ける唯一無二の大スターだ。
フランソワ・オゾンやクリストフ・オノレなどフランスの中堅・若手監督たちの作品に進んで出演したり、デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアーの作品に自ら手紙を書いて出演を懇願するなど、大物然としたところはなく、“攻め”を貫く姿は“男前”ですらある。
御年70歳。その美貌は健在だが、絶世のクール・ビューティとして世界的スターとなった60年代のドヌーヴを再発見できるのがミニ特集『スクリーン・ビューティーズ Vol.2 カトリーヌ・ドヌーヴ』である。上映作品は、『シェルブールの雨傘』(1964年)、『恋のマノン』(1967年)、『暗くなるまでこの恋を』(1969年)の3本。
text : Atsuko Tatsuta
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『スクリーン・ビューティーズ Vol.2 カトリーヌ・ドヌーヴ』
『暗くなるまでこの恋を』
1969年
監督/フランソワ・トリュフォー
出演/ジャン=ポール・ベルモンド、カトリーヌ・ドヌーヴ
『恋のマノン』
1967年
監督/ジャン・オーレル
出演/カトリーヌ・ドヌーヴ、サミー・フレイ
『シェルブールの雨傘』
1964年
監督/ジャック・ドゥミ
出演/カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ
公式サイト/http://www.screenbeauties.com/
2013年11月16日(土)~12月6日(金)、3週間限定、全作品デジタル・リマスター版にて新宿ピカデリー他全国ロードショー!
(C)Ciné-Tamaris (C) 1968 STUDIOCANAL - Roxy Films - Panda Films (C)1969 Les films du Carrosse / Les Productions Artistes Associés / Produzione Associate Delphos (C) 1968 STUDIOCANAL - Roxy Films - Panda Films