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恋を失って花開いた音楽家としての道

技術的には長けていたが、音色に何かが足りなかったバイオリニストとしてのナセリ。だが、恋を失って、本当の音楽家としての人生が始まった。そして、自らを表現する術である楽器=バイオリンを失って、人生が終わる。
 
この主人公は、恋に破れ、不思議な死に方をした音楽家だったサトラピの叔父がモデルだという。こういうキテレツな人、創造するのは難しいけれど、現実にはいるものなんです。

  • 『チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~』(Poulet aux prunes)
     
    監督/マルジャン・サトラピ
    出演/マチュー・アマルリック、エドゥアール・ベール、マリア・デ・メディロス
    配給/ギャガ
    公式サイト/chicken.gaga.ne.jp
     
    2012年11月10日(土)~、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー

「楽器を失ったバイオリニスト、その音色に隠された物語とは?」トップへ

text : Atsuko Tatsuta (c) Copyright 2011Celluloid Dreams Productions - TheManipulators - uFilm Studio 37 - Le Pacte - Arte France Cinema - ZDF/ Arte - Lorette Productions - Film(s)

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