創作活動に欠かせない、コーヒーというインスパイア源　

ミュージシャン、モデル、アーティストと才能豊かに多方面で活躍する、Julia Shortreedことジュリアさん。この秋は新曲リリースをはじめ、さまざまなプロジェクトが始まるという。
　
「15歳から音楽をやっています。はじめは、プロデュースして頂いていたんですが、思っていたのと違う路線にいきかけたりといろいろあって、少しずつ違和感を感じるようになって……。一念発起して“全部自分でやってみよう。曲も自分で作ろう”と決意したんです。早速ミュージシャンの友人に付き添ってもらい、ギターを買いに行きました。それで独学でギターと作曲を学びだしたのが27歳のころでした。
　
父親がカナダ人というルーツもあり、歌詞は英語で書く。
　
「私はメロディが先に浮かんできて、そこに詞をのせていくスタイル。曲を作り始めた当初は日本語で詞を書いていたのですが、思い切って英語にしてみたらしっくりくるようになり、それからはほとんど英語の詞で歌っています」
　
ジュリアさんのもうひとつの顔であるモデルの仕事は瞬発力が必要。反対に、音楽の仕事は常に頭のなかにあり、考え続けているもの。なので、必ず毎日、作曲のための時間を作っている。その傍らにはいつもコーヒーがある。
　
「朝起きたら、まずコーヒーを淹れて、作業台へ向かいます。コーヒーは、寝ている自分から仕事モードの自分へ切り替えるスイッチみたいなもの。打ち合わせや撮影で出かける日も、地元の駅前のスターバックスに立ち寄って、“スターバックス ラテ”を買ってから向かうことが多いです。私はラテでもコーヒーの味をより感じたいので、エスプレッソをダブルショットにして、その代わりに低脂肪を合わせたりします。コーヒーの味を邪魔しないミルク感が好きなんです。ほかのコーヒーショップではここまでラテにバリエーションがないので、ジャストな気分のミルクを選ぶことができるのが、本当にうれしいですよね」

「音楽、モデル、アート、どれも違う仕事ではあるけれど、深いところでは繋がっています。モデル活動をすることで、ファッションに触れたり新しい人との出合いがあったり。結果的にそれが音楽やアート制作のインスピレーションの基になったりするんです。そして一年のうちに2回ほど海外で過ごしてリセットする時間も大事。この間はアイルランドでレコーディングをしました。スターバックスは海外にもたくさんあるので、どこでも変わらずお気に入りが飲めるのもありがたいですね」