気分が上がる、夏の香り使いをマスター
まだまだ続く厳しい残暑。こんな時期を心地よく過ごすのに欠かせない、香りの使い方にフォーカス。この時期ならではのフレグランス術を倉田真由美さんが直伝します。
服やカーテンに香りをつけて、ほのかな“残り香”を演出
自然の風や扇風機の風に吹かれるたび、あるいは立ったり歩いたりするたびに、ふんわりほのかに香る……。そんなロマンティックな香り使いも夏ならでは。「ベキュア」の“ワンダーハニー アロマファブリックミスト ホワイトブリーズ”は、白い花の優しい甘さをベースにした、風に吹かれるコットンのような爽やかな香り。スカートやジャケット、布製のバッグなどにつけてもいい。「グランセンス」の“ファブリック&エアミスト アクアディフォンテ”は、森の中に湧き出でる神聖な水のような清涼感。甘過ぎないから、ユニセックスに使える。シーツなどのアイロン掛けには、“ルリエホワイト リネンスプレー”を。ちょっと懐かしいニュアンスのフローラル系に、いい夢が見られそうだ。いずれも汗やタバコの臭いの消臭と除菌、香りづけが一度にできるから、カーテンやソファなどのインテリア、オフィスの椅子などにスプレーして。うだるような暑さの中でも、きっと快適に過ごせるはず。
text:Mayumi Kurata(P2-4)
photo:Chifuyu Aizawa(Q’s)