気分が上がる、夏の香り使いをマスター
まだまだ続く厳しい残暑。こんな時期を心地よく過ごすのに欠かせない、香りの使い方にフォーカス。この時期ならではのフレグランス術を倉田真由美さんが直伝します。
ラッキーチャームのような新フレグランスを味方に!
誰かにアピールするためではなく、自分のためにつけるのが、ここ最近の香りの主流。一日の始まり、あるいは外出するとき、幸運を呼び込む儀式のようにシュッとひと吹きして気持ちをアップ! 「シャネル」の専属調香師、オリヴィエ・ポルジュが手がけた新しい香り“チャンス オー ヴィーヴ”は、まさに適役。躍動感にあふれたフレッシュでダイナミックな香調が、つけた人を生きいきと輝かせてくれる。オレンジブロッサムの花やローズ、ドラジェによる繊細なフローラルが香る「ゲラン」の“ボ ジュール ドゥ マ ヴィ”は、すべての人を幸せのオーラで包み込むような優しさ。花嫁になる人にも、それを祝う人にもおすすめしたい。「クロエ」の新しい香り“クロエ オードトワレ”は、マグノリアやコットンフラワーをアクセントにしたホワイトローズのフレグランス。ナチュラルでフェミニンなニュアンスが、素直な気持ちを取り戻してくれるよう。どの香りも、自然体のまま気負いなくつけられるのが魅力だ。
text:Mayumi Kurata(P2-4)
photo:Chifuyu Aizawa(Q’s)