肌が老けて行く!? 夏ビューティの落とし穴
「ファンデーションが皮脂や汗に混じってドロドロ」「夕方になると何だか肌がパサパサする」――そんなあなたは、肌が老化しているのかも!? 夏のスキンケアの落とし穴を、倉田真由美さんが指南。正しいお手入れの方法を伝授します。
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メイク直しのタブーは、パウダーファンデをただ塗ること!
この季節、最もしてはいけないこと。それは、崩れかけたメイクの上からパウダーファンデーションを塗るというメイク直し。なぜなら、酸化した皮脂と汗を肌に塗り込めることになり、自ら老化を招くことになるから。前ページで紹介した方法で一度メイクを落とし、軽く保湿したら、目の下などの色ムラが気になる部分、あるいは目尻と目頭、小鼻脇を結ぶ三角ゾーンのみを「ベアミネラル」の“CC アイ プライマー ウェル レステッド”や、自然な光沢感のある“RMK グロースティック”でフォロー。そして「SUQQU」の“フェイス アップ ブライト パウダー”をふんわりまとう程度にしておくのがベスト。ひんやりとした使用感が爽やかな「ランコム」の“ブラン エクスペール クッションコンパクト”を利用するのも得策。メイク直しは完璧にしようとせず、あくまでも薄く軽くミニマルにとどめておくこと。それが、夏の午後以降の肌をいたわり、見た目にも見苦しくならない秘策だ。
text : Mayumi Kurata(p2-4)
photo:Chifuyu Aizawa(Q’s)