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photo:Imaxtree 

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使うアイテムも、かける時間もとことんミニマム!

メイクによって骨格とパーツをニュートラル(中立)なポジションにもっていき、外見力を高め、対人スキルまでもアップする永島メソッド。ポイントはふたつ。 
 
【1】逆卵型の骨格仕上げ 
 「まず自分の顔をじっくり観察してみてください。そこに逆卵型をイメージで重ね合わせ、余分な部分はシェーディングカラーで削り、高くしたい部分にはハイライトで明るさを与えるだけ。暗さをなくして彩度を上げるだけで、その人のいちばん美しい肌色を演出できパーツをぐっと引き立てます」。顔の形が四角くてもまん丸でもえらの張ったベース型でも、方法はすべて同じというのがうれしい。 
 
自分の顔型チェックはこちら>> 
 
【2】25%×4の法則 
 「これは、眉:目元:チーク:口元のバランスをそれぞれ平等に25%ずつにするという意味です。意識することはひとつ。骨格の微妙な陰影にフォーカスしながら、トータルバランスを作るということ。顔のパーツが中心に寄っている人はそれを少し離し、離れ気味の人は中心に寄せてあげるといった調整をポイントメイクでしながら骨格の美しさを呼び覚まし、光と影をコントロールするんです。難しく聞こえるかもしれませんし、色を多用しないぶん、初めはちょっともの足りなさを感じるかもしれませんが、顔のどこが影になっているか、光っているかをよく観察するだけのことなんです」(ビューティキュレーター・永島吏枝子さん) 
 
実際、メイクをしているところを見ていると、ブラシをひと刷毛するごとに陰影がUP。しかも所要時間は10分弱! 慣れてしまえば8分に短縮可能だという。 
 
「永島メソッドの裏コンセプトは、いかに上手に手抜きして完成度の高いメイクをするか。メイクはプロでない限り時間をかけたぶんだけくずれやすくなりますし、手早くきちんと見せるメイクをすることは、デキる女への近道だと思います」。慌ただしい朝の時短にもひと役買うニュートラルメイク。しかも、小顔効果、目は大きく・鼻は高くといったパーツの拡張効果、血色のよさといった目に見える変化も。骨格とパーツのポジションをささっと矯正するだけて好印象を生むなんて、試さない手はない! 
 
★Vol.2 では新人エディターが“顔”を張っていざTRY! 乞うご期待。

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text:Motoko Nomura

  • photo:Yoshihiro Toyota(Pinx.)

    永島吏枝子/ビューティキュレーター (株)KnowWho 代表取締役  
    1996年単身で渡米。LAにて美容スキルを学び、数多くのクライアントに対するメイクの現場から、「自己プロデュース」のロジックを構築。日本女性へ、そのメソッドを伝えるべく帰国後、「美容専門家の改革」を念頭に、ビューティアカデミーのディレクターに就任。美容家や美容師の指導をはじめ、企業でのメイクセミナーなども担当し、一般女性を含めた生徒数は国内・国外に1万5000人を超える。http://www.know-who.jp/

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