新人エディターが顔を張って「ニュートラルメイク」にTRY!
「いかに手抜きをして完成度の高いメイクをするか」を裏テーマに、手早く誰からも好感を得られる美人顔に整える「ニュートラルメイク」。ビューティキュレーターの永島吏枝子さんによるこのメソッドを、新人アシスタント・エディターSが顔を張っていざ実践! 「ぼーっとした印象に見られがち」という顔立ちは、メイクひとつでどう変わる?
Vol.1で紹介したように、自分の骨格と顔のパーツをメイクで調整する永島流「ニュートラルメイク」。一見テクニカルに聞こえるが、①逆卵型の骨格を目指す ② 眉:目元:チーク:口元のバランスをそれぞれ25%のバランスでメイクする この2点を意識するだけで、見慣れたいつもの顔がみるみる変貌するという。
この2つのポイントは、大まかに4つのメイクプロセスで仕上げることができる。
【Step1 Highlight】ハイライトとシェードで骨格調整
自分の顔型に逆卵型を当てはめた姿を想像してみよう。はみ出す部分は削るイメージで、少し暗めのシェーディングカラーをブラシでのせる。顔に輝きと立体感をもたらすハイライトは、顔の中でとりわけ影になりやすい目の下や眉間に光を足すイメージ。目の下はコンシーラーを入れた後にハイライトをひとはけプラスして。
【Step2 Glow】血色感をプラス
好印象顔を作るには、いきいきとした血色感が不可欠。チークは頬骨にふんわりのせ、顎先にもオン。自分の肌色にマッチするチーク選びは、手の平の色が目安に。黄味が強い人はオレンジみを帯びたカラーを、赤みが強い人はピンクトーンだとなじみやすい。
【Step3 Eyebrow】眉の形を補正!
上手にメイクするコツは、広い面→パーツの順で仕上げること。当たり前のようだが、顔のパーツの位置や色のバランスを調整するには、最初から眉を描くのはNG! ベースができてから眉に着手を。眉の毛のない部分からペンシルで描き、最後にパウダーで眉色をぼかすように整える。
【Step4 Flaming Eye】目元に立体感をプラス
アイラインと目元のハイライトで、ぼんやりしたのっぺり顔から卒業! 眼差しに力が宿ることで、キリっとした印象に。
>>次ページでは、社会人1年生のアシスタント・エディターSが変身!
-
永島吏枝子/ビューティキュレーター (株)KnowWho 代表取締役
1996年単身で渡米。LAにて美容スキルを学び、数多くのクライアントに対するメイクの現場から、「自己プロデュース」のロジックを構築。日本女性へ、そのメソッドを伝えるべく帰国後、「美容専門家の改革」を念頭に、ビューティアカデミーのディレクターに就任。美容家や美容師の指導をはじめ、企業でのメイクセミナーなども担当し、一般女性を含めた生徒数は国内・国外に1万5000人を超える。http://www.know-who.jp/photo:Yoshihiro Toyota(Pinx.)
photo:Yoshihiro Toyota(Pinx.) hair:Tamami Shio(ACTJAPAN with afloot)