注意! やってはいけない、猫ひげメイク時のNG
猫ひげメイクをほどこす際に気をつけるべき、3つの注意事項をヘアメイク鈴木さんがレクチャー。
■手鏡は使わない
「猫ひげラインを描くときは手鏡でもいいですが、肌になじませた直後の確認は必ず大きい鏡を使うべき。近くで見ていると、猫ひげと全体の肌のトーンがしっかりなじんでいるかわからなくなるからです。遠くで見たときにここだけ白すぎた、なんてことにならないよう、バストアップ以上が映るミラーを使うのがベストです。ヒキで確認を」
■フェイスパウダーを重ねない
「せっかくリキッドタイプを選んで薄くつけても、粉の厚みをのせてしまうとスティックコンシーラーを使っているのとあまり変わらなくなってしまい、もったいない仕上がりに。特に口もとは動かす場所だからと、ヨレないようにパウダーをのせたくなりがちですが、最近はどの商品もしっかりフィックスするので、粉は使わなくて大丈夫です」
■カジュアルな日にはやらない
「猫ひげの仕上がり効果は絶大です。華やかさが出るものなので、服装がラフな日にまで施すと、メイクが悪目立ちする危険が。カジュアルな日はあくまでカジュアルメイクに徹するほうが全体のバランスがいいので、その日の装いに合わせて猫ひげもオンオフ上手に使い分けましょう。ジャケットを着るようなワークシーンや、結婚式に出席する日などは逆に絶対おすすめ。写真映え間違いなしです!」(鈴木さん)
photo:IMAXTREE illustration:moeko
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<お話を聞いた人>
鈴木智香さん
ヘアメイクアップアーティスト。2010年よりフリーランスとして活動を開始し、ショー、雑誌、広告、TV、映画、映像、舞台、講師など多岐にわたって活動。2015~17年、メイクアップアーティスト松井里加氏に師事。2017年秋より「A.K.A」所属。