特集(エディターズPICK)
2016/10/28(金)

心の声に正直に生きて! 「ラッシュ」がワークガールに発信する、ポジティブなメッセージとは?

鮮度や素材にこだわったスキンケアやボディ、ヘアケアプロダクトを発信することで、豊かなライフスタイルを提案している、英国発の自然派コスメブランド「ラッシュ」。スタッフは明るく生き生きと働き、ショップはいつも笑顔であふれているのが印象的だ。そんな「ラッシュ」ならではの働き方の秘密を探るべく、2016年9月13日(火)、14日(水)にロンドンで開催された「UK Creative Showcase」に潜入。創立者のマーク・コンスタンティン氏とロウィーナ・バード氏に話を聞いた。ポジティブでクリエイティビティあふれる独自のワークスタイルや、日本のワークガールに向けたエネルギッシュなメッセージは必読!

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あふれるエネルギー! 世界の「ラッシュ」スタッフがロンドンに集結

東ロンドンのワッピングにあるイベント会場、「Tobacco Dock」で開催された「UK Creative Showcase」。ヨーロッパや北米、アジアなど世界中から「ラッシュ」のスタッフが集まり、ブランドの世界観やフィロソフィー、クリエイティビティを実際に体感、共有することがイベントの大きな目的のひとつ。もともと、ショップマネージャーの世界会議は年4回行われていたものの、ここまでの規模は今回が初めてだとか。日本からも100名を越える全国のショップマネージャーが参加。商品の魅力、さらにはブランドとして伝えていきたいことを、まずはスタッフ自らが深く理解するための絶好の機会となっている。

ロンドンにしては珍しく、9月でも30度近い真夏日だった2日間。その暑さに負けず劣らず、2フロアからなる広い会場は世界中から集まったスタッフたちの熱気でいっぱいに! イベントのオープンニングとしてメインステージでは、企業としての社会活動(環境問題や人権・動物擁護など)のフィロソフィーを伝えるべく、創立者のマーク・コンスタンティン氏のスピーチやアフリカン音楽、社会派コメディアンのライブ、イチ押しであるセルフプリザービング(保存料フリー)商品ができるまでのデモンストレーションといった盛りだくさんなプログラムが行われた。

さらに、クリスマス新商品のコーナーや人気商品にトライできるブース、イベントスペースなどが設けられ、実際に商品に触れながら自由に見て周りながら楽しむことができる。ストリートパフォーマンスもあり、まるでテーマパークのような会場は、見ているだけでもワクワクするユーモラスな仕掛けがあちこちに。実は、両日とも午後から一般客(限定)も入場でショッピングを楽しめるという、「ラッシュ」ファンにとっても魅力的なイベントとなっている。ショップマネージャーにとっては、その世界観をじかに感じることで、「ラッシュ」がどのようなブランドなのかを真の意味で理解し、日本の店舗で自らの言葉で顧客に伝えることができる貴重なインスピレーション源になっているのだとか。

イベント会場で商品の説明をするのも、キッチンラボでライブデモストレーションするのも、すべて個性豊かでチャーミングなスタッフたち。何よりも印象的なのは、彼女たち自身が「ラッシュ」のいちばんのファンであるということ。まず企業としてのフィロソフィーをきちんともち、一緒に働きたいと思う人を引きつけられるよう魅力的な存在でいることがもっとも重要、と創立者コンスタンティン氏が言うように、経営サイドにもスタッフがブランドを作っているという気持ちが根底にある。加えて、スタッフにとっても今回のようなイベントを体験することで、働くモチベーションがアップするというポジティブな相乗効果があるようだ。

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photo : LUSH DIGITAL ,text : Shiho Amano

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