Beauty&Health

ケイトは、デザイン雑貨のセレクトショップ「nook」のオーナー。「イギリスのイギリス」とも称されるロンドン北部のイズリントンの一角で、ライフスタイルグッズや文具など、イギリスはもとよりヨーロッパ各国から買いつけた、長く愛用できるエターナルなデザインを取り扱っている生粋のロンドンガールだ。オーガニックにも関心が高く、「程よくヘルスコンシャス」と語る彼女のビューティシークレットは？　英国らしい審美眼とは？　ある日のバッグの中身ともども公開！ 
 
Q：ファッションやライフスタイルで影響を受けた人は？
「母ね。彼女はイラストレーターで、本も日本で出版されているの。子供の頃から、美術館やデザインショップに連れて行ってもらったから、あらゆる芸術や美術への興味を抱くようになったわ。そうしたことを教えてくれた母に感謝しているし、モノを長いこと大切に使うというカルチャーも自然と教わったと思うの。ファッションにもライフスタイルにもその信念は浸透している。ちなみに、いちばん好きなミュージアムは『ロイヤル・アート・オブ・アカデミー』かな」
 
Q：普段愛用しているバッグには何を入れているの？ 
「バッグは『ラドリー』の赤いポケットバッグを使いこんでいるわ。体にしっかりフィットするソフトな素材感でロンドンでは年齢問わずファンも多く、ハンドクラフトの温かみと機能性が融合していて、シンプルなデザインも好み。バッグの中に入れて常に持ち歩いているのが、ミントのタブレットとレトロながま口、何かと使えるキュートなマスキングテープ。日本のものがイギリスでも人気なの！　コスメは、『ニールズヤード レメディーズ』のアイライナーとリップグロスが欠かせないわ。ロンドンの女の子はたいてい目元＆口元のポイントメイクに力を入れるんだけど、私は肌にも優しいオーガニックアイテムがお気に入りで、今はミニマムメイクにハマっているの」 
 
Q：心身の美しさを保つためにしていることは？
「イギリスといえばロンドンマラソンが有名だけど、私も最近ランニングを始めたの。何キロ走る！なんてストイックに決めず、走れるときに気軽に走ったり、『Yoga on the Lane』でヨガのレッスンを受けたり、毎週2日ほどプールにも通っているわ。屋外温水プールで、とっても気持ちがいいの。気負わず、無理せず楽しいと思える範囲で続けることで、知らぬ間に体もマインドもクリアになる気がする」