パリジェンヌも夢中! “ジャパニーズ フレグランス”で差をつけよう
2018/04/19(木)
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ミヤシンマ パルファン みず オードパルファン スプレイ 55mL ¥20,000/フォルテ tel. 0422-22-7331

パリジェンヌにとっての「和」の香りの魅力とは? 日本人調香師に直撃

「ミヤシンマ パルファン」を手掛ける日本人調香師・新間美也さん。日本とパリを行き来する彼女が語る、“ジャパニーズ フレグランス”の魅力とは?
 
Q:パリで日本の香りは注目されていますか?
「日本の香りが注目を集めているのを実感しています。日本人シェフが注目され、日本のウイスキーも愛されているように、今、フランスでは日本への関心が高まり続けているようです。それは食だけにとどまらず、パリの人たちは柚子やヒノキといった日本由来の香りに興味津々。本物志向の彼らは、彼の地で収穫された天然の香りをまとうことに喜びを感じるのでしょう」(新間さん)
 
Q:日本の原料が好まれる理由は?
「特徴があって素晴らしいことに加え、日本そのものに関心がもたれ、好まれているのが理由ではないでしょうか。香りはイメージと切っても切れない関係にあるので、“日本由来の香り=貴重な香り”と、よい解釈がなされるのだと思います」(新間さん)
 
Q:新間さんの「ミヤシンマ パルファン」では何を伝えているのですか?
「日本の贅と美を表すラグジュアリーな香りを作ること。そして、その香りでイマジネーションの旅に誘いたいと願って作っています。私自身は、香りに恋してパリに来ましたが、今は香りの都であるパリに住みながら、日本を恋しく思いつつ、日本人調香師として表現できる香り作りに挑戦しています。どの香りにも日本由来の香料を取り入れたり、日本語の香水名を使うのもそのため」(新間さん)
 
柚子やシソなど日本の香りには強いオリジナリティがあるので、調整してバランスをとるのではなく、むしろその特徴を生かして、素材のもつ強さを最大限に生かすべく処方します。それは常にシンプルで、ふりかえれば日本の料理方や食べ方とよく似ていますね」(新間さん)
 
Q:ご自身の作品で、夏におすすめしたいフレグランスは?
「パリジェンヌにも人気の『みず』。湧き水のピュアなイメージで作った香りで、レモン、ビターオレンジの葉、コリアンダー、スギ、透明感のあるムスクが織りなすさわやかなシトラス系です」(新間さん)

text & realization : Mayumi Hasegawa

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