エディター3人が挑む! 実録・本気の3カ月ダイエット(ヤラセなし)
2017/03/01(水)
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40歳 エディターTAKAKO編

シニア ファッションエディターのTAKAKO。ファッショントレンドの最先端をひた走る……はずなのにおしゃれが全然楽しくない日々。産後の体重増を克服できず、着られる服がどんどんルーズなものに。愛娘が3歳になり恐る恐る体重計に乗ったところ、なんとプラス10キロの大幅アップ! もちろん人生最高体重。コレクション取材にも出かけるというのに、流行の服が着こなせないこの体形、なんとかしたい! と一念発起。

TAKAKOのボディ計測データ
身長162.0センチ BMI値21.5 体重56.6キロ 筋肉量35.0キロ 体脂肪量19.3キロ 体脂肪率34.0%
⇒体脂肪率が適性より高く、内臓脂肪もやや高め。食事のみで体重を落とすと筋肉も減ってしまうので、運動も取り入れた体脂肪量の減少が必要。
(※「ティップネス」の協力により体組成分析システム「インボディ」にて計測を実施)
  
TAKAKOの生活習慣
・白いご飯が大好きで、外食の際は「大盛り」を頼むこと多々。
・どんなに遅く帰ってもスパークリングワインとともにだらだら晩ごはん
・運動は嫌いではなく、思い立ってはスポーツジムやダンスDVDにトライするものの続いた試しがない

■“22時の夕食+ワイン1本”の毎日にサヨナラ
TAKAKOのダイエットをコーチしてくれるのは、女優やタレントを含む多くの女性をケアする、ボディメイクトレーナーの佐々木ルミさん。自らもモデルとしてランウェイを歩いていた経験から、「大事なのは体重を減らすことでなく、見た目を引き締めて自信を取り戻すこと」と断言。食生活を改善しながら、パーソナルトレーニングを行って、筋力をアップしていく方法をチョイス。
  
そしてTAKAKOの食事記録を見て、「バランスが悪すぎ! ご飯や麺、パンなどの糖質や油ものが多すぎる一方、たんぱく質が圧倒的に少なすぎます」と一喝。さらに“朝食はとらずコーヒーのみ。夜は22時すぎに帰宅後、出来合いのおかずを食べながらスパークリングワインを1本空ける”という報告に「仕事柄、夕食が遅くなるのは仕方ないですね」と理解してくれつつも「朝食をきちんととって、朝と夜の食事のボリュームを入れ替えて」と指導。米を中心とした糖質やたんぱく質を朝摂ってから1日をスタートすることは、体質改善の大きな鍵になるそう。
  
そして1日平均約2500kcal摂取している総カロリーを、ダイエット期間中は1700kcalに減らし、体重の目標としては1カ月あたり、マイナス2.8キロを目指すことに。「けれど最初からあまり厳格にせず、80%はがんばって20%は好きなことができるよう、遊びをもたせておくことも大切。やることを毎日ガチガチに決めこむのではなく、1週間で帳尻を合わせるくらいのつもりで」とアドバイスしてくれた。
    
■TAKAKOの食事改善ポイント
1 朝食は必ず食べて代謝を上げる
2 ご飯は大盛り禁止、一食あたり握りこぶし一つ分弱を厳守
3 肉、魚、卵などの動物性たんぱく質を意識的に摂る(おすすめは青魚、鶏ささみ、鳥胸肉、牛ヒレ肉など)
4 揚げ物はしばらく我慢する
5 夕食は控えめに。22時を過ぎるなら、19時か20時くらいにいちど軽く食べておく。帰宅後どうしてもお腹がすいたら、ゆで卵や納豆などのたんぱく質や野菜を。
6 良質な油を摂る。加熱しない料理は亜麻仁油やえごま油を使用し、市販のドレッシングは禁止。
  
この日は亜麻仁油や鶏ささみを大量買いして帰宅。

■いよいよダイエット開始!
写真撮影で現実を直視
パーソナルトレーニングの初日、レオタードに着替えて写真撮影。胸が前に出て、お尻が後ろに突き出した姿勢の、決して美しいとはいえない姿を目の当たりにして衝撃を受ける。水着もしばらく着ていないし考えないようにしてきたけれど、これが現実。
  
涙の柔軟体操
あまりにも筋肉がこり固まっているので、エクササイズをする前にみっちり柔軟体操をすることに。しかしあぐらもかけないくらいに大腿骨周りがガチガチ。さらに開脚に至ってはまったく形にならず痛くて悲鳴……。体が硬いのは自覚していたけれど、ここまでとは。「股関節が硬いのは、ボディラインを変える上で致命的です。毎日お風呂上がりにストレッチをやってください」と厳しく指示される。
  
たんぱく質が足りない!
その後も食事記録を3日ごとにチェックしてもらっているが、依然としてたんぱく質の不足を指摘される。「たんぱく質は代謝を上げるために必須な栄養素です。一日あたり70~100グラムの目標に対し、今はせいぜい50グラム程度。鶏ささみだけでなく、いろんな種類の肉、魚、卵、豆類などのたんぱく質含有量を頭に入れて、しっかり摂るようにして」(佐々木トレーナー)。
    
こうして食生活を見直しつつ、やるように言われたことがまったく手につかないうちに、TAKAKOはなんと10日間のミラノコレクション取材へ出ることに! 佐々木トレーナーの目も届かない美食の都イタリアでTAKAKOを待ち受けるものは? いきなり挫折してしまうのか、TAKAKOのダイエット計画の行く末はいかに……。

  • TAKAKOのダイエットサポーター
    佐々木ルミさん[モデル&ボディメイクトレーナー]
    バレーボールの国体選手として活躍後、モデルに転身し、現在はボディメイクトレーナーとして活動。適度な運動で健康的な毎日を送るウェルネスエイジングを提唱する。著書に『キレイをかなえるデトックスウォーター』(宝島社)、『イルミネートボディ・ダイエット』(サンマーク出版)。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会認定パーソナルトレーナー、BESJ認定マスターストレッチトレーナー資格などを保有。
    http://www.rumisasaki.com/

illustlation Hitomi Ozaki

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