マリー・アントワネットゆかりの香りコレクション
贅を尽くした生活を享受する一方で、“香り”という珠玉の財産を残したフランス王妃、マリー・アントワネット。彼女自身もまた、多くの調香師やアーティストたちのインスピレーションソースだった。そんなマリー・アントワネットのゆかりの香りにフィーチャー。
ブランドの祖はマリー・アントワネットの専属調香師
18世紀から続くフレグランスメゾン「オリザ ルイ ルグラン」は、マリー・アントワネットの専属調香師だったジャン・ルイ・ファージョンが創設した、フランス王室御用達のパフューマリー。ファージョンは調香師として香水を作るだけでなく、肌に潤いを与えるクリームやボディを磨き上げるパウダーやバームなど、芳香漂うコスメティクスで高貴な女性たちの美を叶えるトータルビューティシャンだった。「オリザ・ルイ・ルグラン」のフレグランスのパッケージは、いずれも18世紀から近代フランスの意匠をこらしたアーティなもの。中世の高貴な女性たちの暮らしに思いを馳せつつ、香りに酔いしれてみたい。
photo : Chifuyu Aizawa/Q's