【ミディアム＆ロング編】

1.ミランダ・カー
「マイケル・コース」×「エル」のイベントでミランダが11月に来日した際、こちらのヘアを担当したのがTAKUさん。顔周りに華やかさをプラスするグラマラスな巻き髪をモダンに味付けしたスタイルが、「マイケル・コース」のスタイリッシュでフェスティブな世界観にぴったり！
 
【TAKU's check！】
いくつかのパートに分けて巻いたあと、束感がしっかり出るように最後に各パートをまとめてワンセクションで巻いています。そうすることで崩れにくく、ヒッチコック映画に登場するグレース・ケリーのような、面のようなウェーブに仕上がるんです。ミランダは丸顔なので、ワンサイドにまとめて縦長に見せているのもポイントですね。目の周りの豊かなワンクッションウェーブも特徴です。
 
2.オリヴィア・パレルモ
エレガントシックなスタイルに定評のあるオリヴィア・パレルモは、ヘア全体をすっきりとアップにした編み込みアレンジがキュート。顔周りのヘアをタイトに編み込んで華やかさを出しながら、顔の骨格に合わせてトップ＆バックのボリュームを適度に調節した絶妙なバランス。
 
【TAKU's check！】
編み込みアレンジは、日本人も真似しやすいですね。ただ、この人はシャープな顔立ちだからセンターパートで分けてもキマりますが、日本人の凹凸の少ない顔でそれをしてしまうと、トゥーマッチなオリエンタル感が出てしまう。眉山など、自分の顔の出っ張った部分に分け目を合わせてもっていくのがシャープに見えるコツです。
 
3.エリザベス・オルセン
双子の姉譲りのセンスの良さで、スタイルアイコンとしても注目を集めるエリザベス・オルセン。カンヌ国際映画祭に登場したこの日は、'20s風のジャズエイジを連想させるドレスに合わせて、クラシカルなヘアスタイルに。太めのコテでしっかりと巻いたロングヘアを折り込み、ショートボブ風に仕上げたアレンジはお手軽なのにおしゃれ感抜群。
 
【TAKU's check！】
ロングヘアをボブに見せるスタイルは、下の髪をゆるく三つ編みにしたあと、丸め込んでピンで留めると簡単にできます。ポイントは、全体のフォルム。顔周りに後れ毛を残すのか、バックにどのくらいボリュームを出すのか、自分の顔立ちに合わせてヘア全体に奥行きを作り出していくことが大切です。彼女のようにヘッドアクセを付ければ、多少フォルムが失敗してもごまかせて便利！　自力でヘアアレンジするときには上手に活用してみてください。
 
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