TAKUさんがズバリ斬る! 最旬セレブの“ハレの日”ヘア IN & OUT
レッドカーペットでフラッシュを浴びる最旬セレブたちから、“ハレの日”ヘアのためのエッセンスをいただき! ファッション誌やCMをはじめ、ミランダ・カーやケイト・モスといった数多くの来日セレブのヘアも担当しているトップヘアスタイリストのTAKUさんに、DIYアレンジするうえで知っておきたいIN&OUTを聞き込み。
【ショート&ボブ編】
1.クロエ・セヴィニー
NYのストリートシーンを代表するおしゃれ番長といえば、ご存じクロエ・セヴィニー。トップのボリュームや毛先のカールに気を配りながら、最後は手ぐしでラフに崩すことで、こなれた無造作感を演出するガーリーシックなスタイルが彼女の定番。
【TAKU's check!】
洋服やシチュエーションに応じて分け目やリップの色で変化をつけているところが、おしゃれだし趣味がよくて、彼女らしいですよね。前下がりのボブベースなので耳にかけるとCカールが出来て彼女のキッチュさをよりブラッシュアップしていますね。よりカールを強調したいなら、少しアイロンで毛先だけ巻くと◎。
2.レア・セドゥ
最旬フランス女優のレア・セドゥは、エアリーなボブヘアでカンヌ国際映画祭に登場。空気をはらんだようなスタイルを演出するなら、潮風に吹かれたような毛束感が作れる“シーミスト”がおすすめ。
【TAKU's check!】
毛束感のあるラフなヘアスタイルは、明るいヘアカラーの人にぴったり。ブロンドだからこそ、マットな質感が似合います。反対にダークヘアで束感があると、固まりになって重く見えがちなので要注意。もしダークヘアでこういった束感を演出したいなら、ドライな質感ではなく、毛先だけジェリーやハードワックスをつけてウェットなツヤのある束感を作るのがおすすめです。
3.ココ・ロシャ
今年バッサリとピクシーカットにして、すっかりパンク&モードなスタイルが定着したココ・ロシャ。クラシカルなレースのドレスに、濡れたようなツヤをはらんだジェリーな質感のマニッシュなヘアスタイルをかけ合わせたミックス感がイマっぽい!
【TAKU's check!】
彼女はなんといっても、斜めにR字に入れた分け目がモダン! 丸い頭の形に合わせてRを描くように分け目を取ると、横から見たときは真っ直ぐ、正面から見るとラウンドしてスタイリッシュなんです。ダークヘアは分け目が強調されるので、特に気を使って。ギザギザにしたりして分け目をあいまいに隠す人が多いですが、あえて分け目をシャープに取って潔いラインを出すと素敵ですよ。
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■TAKU
1990年にフリーランスのヘアスタイリストとして活動を開始したのち、ロンドンへわたって研鑽を積む。帰国後、数多くのモード誌をはじめ、CMやテレビなどで幅広いクリエーションを展開。セレブやモデルからの指名も多く、緻密な計算で作り上げるスタイルに定評がある。2013年、南青山に自身がプロデュースしたサロン「CUTTERS」をオープン。
■カッターズ CUTTERS
東京都港区南青山6-2-2 南青山ホームズ109
tel. 03-6434-1538
営業時間/12:00~23:00 土・日 10:00~19:00
定休日/月
主なメニュー/カット&シャンプー ¥6,000~¥13,000、パーマ ¥6,000~¥18,000、カラー ¥5,500~¥20,000、クイックカット ¥3,000~¥6,000、クイックカラー ¥3,500~¥5,000http://www.cutters.co.jp/
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