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自分の直感に自信をもって!
Q:フランス流の香りの選び方は?
なによりも直感! 肌につけたとき、ふと香るフレグランスに恋に落ちるような感覚につきます。フランスの女性はみんな自分に自信をもっていて、自分が「いい!」「好き!」と思ったものがすべて。他の人のマネをしたり、誰かがつけているからという理由で選ぶ人はまずいないですし、洋服も同じです。日本には何かとルールが多いかもしれませんが、自分の感覚を大事に、心から好きだと思える香りを見つけてほしいですね。
Q:香りのたしなみ方でアドバイスがあればお願いします!
イマジネーションを刺激するフレグランスにルールはありません。髪や首筋など、好きな場所に自由に付けてみてください。ただし、付けすぎはNG! せっかくの香りが台無しになってしまいます。オーデコロンのような爽やかな香り立ちのものはたっぷり浴びてもOKですが、賦香率の高いパルファムやオードパルファムは、ほんのり香らせる程度がベスト。香り方もその人の体温などによって異なるので、自分が心地よい香らせ方を試してみることです!
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カミーユ・グタール/写真家から転身し、現在はハイパフューマリーハウスとして人気の「アニック グタール」で、イザベル・ドワイヤンとともに調香師として活躍。2児の母でもある。“アール・ド・ヴィーブル(美しいライフスタイル)”の精神と、エクセレンス、エモーション、クリエイティビティ、オーセンティシティにこだわり、誰もがうっとりとする上質な香りのクリエイトに勤しむ日々。