オリーブオイルのおいしい食べ方
イタリアからのレポート第三弾は、レストランで習ったオリーブオイルのおいしい食べ方をご紹介!
さて、フィレンツェに移動して向かったのは、中央市場、「Il Mercato Centrare(イル・メルカート・チェントラーレ)」。フィレンツェ市民の台所といわれるこの市場は、1階には野菜、果物、肉、魚、などの食材店が、2階にはビアバーやピッツェリア、生ハムやサンドイッチなどが食べられるスタンドが並んだフードコートになっていて、料理レッスンが受けられるスクールもある。
そのメルカートで、郷土料理にたっぷりオイルをかけていただいた。こちらは、「パッパ・アル・ポモドーロ」といって、トマトとパンのスープ。残ったパンを使って作る家庭料理だ。トマトの味がぎゅっとつまったところに、トスカーナ産のオイルをたらり。「たっぷりかけるのがトスカーナ風」と、案内してくれたオリーブオイルの鑑定士、クリスチャンさん。
とろとろのブッラータチーズにも、もちろんオイルをたっぷり。真っ白なチーズにグリーンのオイルは見た目にも美しく、クリーミーなフレッシュチーズにさわやかなオイルがぴったり。いくらでもおかわりしたくなる味だ。
お約束のブルスケッタ。もちろん、オイルは浸すほどかけるのが決まり。「トスカーナではオリーブオイルは食事に欠かせない必需品。ぜひ日本に帰ったら“マイボトル”を持ち歩いてほしいですね。きっと和食にも合うはずだから!」
野菜はもちろん、チーズにも肉にも、オリーブオイルがすっと寄り添うイタリアの食卓。確かに和食にも合いそうだから、“マイボトル”生活、始めてみない?
Il Mercato Centrare Firenze
Piazza del Mercato Centrale, 50123 Firenze
http://www.mercatocentrale.it/
photo : Tomoyuki Tsuruta cooperation : IOC special thanks : Miki Tanaka