銀座フレンチ出身のシェフが開いた、下町のバル
神田バル/Kanda Bar
神田駅から徒歩2分、人通りも決して多いとはいえないオフィス街の一角に店を構える「神田バル」。フランスの下町の看板のような可愛らしい店構えが一際目を引く、神田で話題のバルだ。オーナーシェフは、銀座のフレンチレストランで20年以上腕を奮っていた小菅 実氏。「本格的なフレンチをベースにした料理を、バル形式でカジュアルに食べてもらいたい」とこの店を始めた。ワインはフランス、イタリア、スペイン、チリのものを中心にグラス¥320~、料理は小皿料理¥500~とリーズナブル。だがフレンチ出身のシェフだけに、食材へのこだわりは妥協なく、希少な食材として知られる「白レバのムース」や産地にこだわった「鎌倉野菜のバーニャ風」など、上質な食材にこだわった前菜がメニューにラインナップ。いずれも¥500というから驚きだ。そのほかフォアグラや名産地の肉など特選食材を使ったシェフのスペシャリテ(¥800)のほか、7種類のソースのなかから好みのソースを選んでいただく松坂ポークのハンバーグ(¥800)も大人気(※ディナーはなくなり次第、終了。ランチはライス付きで¥850)。おいしく食べて、たくさん飲んでも平均予算は1人¥2000~3000。行きつけにしたい、気さくなバルだ。
SHOP INFORMATION
11:30~14:00
17:00~翌1:00
日曜・祝日(土曜は不定休)
photo : Tomoko Osada, text : Miki Yamada