薪火で焼上げる肉料理と天然酵母の自家製パンを、ナパ産ワインに合わせて楽しめるフレンチ食堂。店内でも目を引くのは、迫力抜群の専用グリラー。これは、企業との共同開発で作ったオリジナルで、ハンドルを回して焼き台の高さを変え、煙や火の調整ができる本格派だ。ダイナミックに薪火でローストされる肉や魚介料理の数々。なかでも名物の茨城県産「美明豚」は脂肪融点が低く、甘みと旨味が強いため、薪火との相性が抜群で必食だ。ほか、オーガニック野菜を使ったサラダやスープをはじめ、メニューはすべて化学調味料や添加物は不使用なのもうれしい。併設されたベーカリースペースには、天然酵母で熟成された焼立ての自家製パンが並び、レストランで食べるもよし、お土産にするもよし。煉瓦、タイル、グリーン、古材など、随所にみられるヴィンテージ感にモダンなエッセンスを融合させた、ブルックリン・スタイルのインテリアは、カジュアルで居心地がいい。